40代女性、2次カリエス
遠心に虫歯ができて、咬頭が欠けたというのが主訴。今の所痛みはない。
今日は久しぶりの臨床系だ。
この症例、所要時間が限られていて、しかもインレーを除去するのに時間がかかった。
所用時間40分だった。
近心はストリップを使用し、遠心はストリップスは使用していない。
コンタクトの仕上げは完全とは言えないが、
ちゃんとデンタルフロスは通るようにしている。
α-TCPセメントで覆罩した画像を撮る余裕がなかったようだ。
このところ、どうやってCRで再建するのか?という観点から画像をアップしている。
後進が真似しやすいようにと思ってだ。
通常は再度インレーにできたら良い方で、神経を取ってフルクラウンにしてしまう歯科医師も多いのではないかと思うが、このようなCR再建ができれば患者が殺到するはずだからだ。
患者も歯科医師もウイン・ウインかもしれない。
ただ歯科が保険導入された1965年から変わっていない診療報酬のままでは経営的に成り立たないと思うので、当時の消費者物価指数や大卒初任給で比較すると保険診療の10倍程というのが妥当なところか?
では時系列でどうぞ