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I歯科医院の高楊枝通信。

2021/10/18
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カテゴリ:義歯
今日は明日セットの技工作業があって23時を過ぎてしまい、用意していた抜歯再植症例のアップが間に合わない。

仕方がないので、今出来たばかりのCKの画像をアップしよう。

従来のCK(金属鋳造冠)の欠点を全てクリアした人工歯冠をご紹介する。

1、コアにCRを使うことにより歯質と金属の電気的な絶縁が成立する。つまり歯根をCRで覆うわけだ。
電気的に絶縁すると金属と歯質の間のイオン化傾向の差による異種金属腐食を防ぐことができ、2次カリエスフリーとなる。

2、CRコアはメタルポストと異なりアンダーカットを積極的に活用でき、脱離しにくいだけではなく、歯根破折を招きにくい。

3、咬合面にハイブリッド系のCRを使用すれば、通常のCRよりは耐磨耗性の向上を図れる。通常のCRでも耐磨耗性の高い商品はあることはあるが、口腔内での爆速治療は難しい。

4、メタルフレームに耐磨耗性は低いが、十分な強度を持つ銀合金を使用できる。これは価格的に金やパラジウムに比べると一桁以上安価だ。金属資源の減耗による価格高騰は歯科業界だけではない大きな問題だ。
しかもスー⚪️ーボンドによる歯質接着性が金合金やパラジウム合金に比べるとかなりよい。

5、銀合金は歯質(主成分のハイドロキシアパタイトはプロトン電導性だ)と比べると自然電位差(イオン化傾向の違い)が0.5V。金合金やパラジウム合金の0.7Vに比べると30%低く、それだけ虫歯になりにくい。いいことづくめだ。

6、ポストは2mmの高さが必要という公式見解があるが、これでは歯質を電気的絶縁体であるCRで覆うことは困難になる。そこで、逆方向に2mmの高さ(深さ)があるピンレッジを使用することでこれは解決可能だ。
ピンレッジは過去の歯科医療の文献を見ると200年以上の歴史があることがわかる。もっと活用するべきだ。

では技工作業の画像を3枚だけ。もし口腔内の画像を見たい方があればリクエストしてほしい。











Last updated  2021/10/18 11:49:46 PM
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