カテゴリ:虫歯の電気化学説
虫歯とは酸性環境で起こるHA(ハイドロキシアパタイト)の電気化学的なサビ、腐食だ。
そのきっかけは咬合性外傷によるマイクロクラックだ。ここから酸素濃度差腐食、異種金属接触腐食などの水素イオンをHA内部で動かす起電力によって虫歯が進行する。 虫歯予防とは、歯磨きとか甘味飲食物を避けるとかフッ素塗布とかは一切関係ない。 咬合性外傷をコントロールするということだ。 「ストレスのない人生」、をどうやって手に入れるか? それだけだ。 ・・このシリーズの表題画像に使っていた50代女性の左上7の隣接面カリエス、この方もストレスにより虫歯になってしまった口だ。 とりあえず、治療過程をアップしておく。今日治療後の経過を聞けたのだが、あれから、2回ツーン、、と痛みがあったが、今はなんともない。よかった!ということだった。 レントゲン画像でも虫歯は神経に届いているように見えるし、こんなのでも神経を取る必要がないとか、専門家ほど信じられないと思うかもしれないが、事実だ。 虫歯は細菌感染症ではないので、全部除去する必要はない。ナノHAセメント+3MI◯で再硬化して治る。 大事なことは辺縁漏洩がないこと、これだけに注力する。今の所CRのボンディングシステムだけが使える。セメント合着系は漏洩は必ず起こり失敗する。 では時系列でどうぞ ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 次回はスポーツやストレスによる咬合性外傷による虫歯や破折の症例だ。 スポーツはテニスや野球、バレーボール、バトミントンなどインパクト系が歯には悪いようだ。 プロの野球選手はバッターボックスに立っている時はマウスピースを装着している。スイングが速くなるとかだけではない。
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