30代男性、左下5、外傷性咬合、温痛、自発痛+
この方、歯ぎしりがひどいようで、クラックから隣接面の虫歯になりやすい。
それも急速に進行するので、痛みが出た時にはかなり進行していて、通常治療法では神経を取るしかなく、最悪抜歯も視野に入ってくる。
神経を取ると歯は脆くなり、寿命は短くなる。技術的にはかなり難しいが、神経を取るのは先送りしようと頑張った。
露髄はしているし、内部の象牙質は失われペラペラのエナメル質しか残っていない。
この程度の虫歯で辺縁隆線を残す処置はスーパーテクニックの限界で僕にとっても挑戦だった。
外傷性咬合対策のナイトガードは引越しのどさくさで紛失したそうで、また作ったが、どうにかコントロールして長持ちさせて欲しい。
では時系列でどうぞ
矢印部分が問題の歯。歯ぎしりがひどく咬頭がすり減っている。
これで神経を残せると思う歯科医師は少ないと思う。
近心は3年前に処置をしている。
露髄した。麻酔はしていない。ちょっと痛かったと思うが、麻酔をすると過剰治療(抜髄)になってしまう。知覚をこれ以上は削らなくても良いというセンサーに使う。
3MIX+α-TCP
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