30歳男性、左上7、自発痛+、外傷性咬合(歯ぎしり、食いしばり)
前回のつづき
前回の画像を見る限りクラックがあり、このまま咬合性外傷が改善されないとなれば早晩破折して抜歯になる可能性は高い。
とりあえずナイトガードを装着していただいて、就眠時の外傷力を緩和していただいて、どの程度の外傷力があるか歯型で診断してみたい。
ただ、食い縛り過ぎると開口になることがあるので、開口がひどくなって来た場合ナイトガードは使えない。
ナイトガード診断待ちだが、次回にでも補強冠は装着した方が良いだろう。クラックはα-TCPで治ることも考えられるが、外傷力がかかり続けると治らないと思う。少しでも破折のリスクを減らしたいし、クラックが治ることも期待したい。
中心咬合位、3番が当たらないのは正常だが、
側方運動位:左側で噛む時に3番(犬歯)が当たらないのは「犬歯誘導」が無いということなので、臼歯に負担が大きくなるので正常ではない。側方運動時には3番が当たらないといけない。3番は歯根が長いので側方への咬合力に耐えると言われている。
拡大してみると、上下の3番の間に隙間が見えると思う。これが大きくなるようだとナイトガードは使えない。
噛み跡の画像を見ると就眠時に何をしているか分かる。