僕がデジタルのレントゲン写真を使わない理由は、新規に導入する資金力もないという理由もあるが、アナログと比べると非常に違和感を感じるのです。
最初の画像はアナログフィルムを800dpi(31.5dpmm)のスキャナーで取り込んだものです。ボケ味が特徴ですが、階調は正確で誇張はみられません。アナログフィルムの元々の解像度は160Lpmmだそうですが、1/5位に丸められているのでしょうか?
その下のデジタル画像は見た目はくっきりしていますが、解像度は理論値33Lpmmで実解像度19Lpmmだそうで、アナログフィルムと比べると半分程度ということでしょうか?
デジタルは元々の解像度が落ちるので、コンストラストやエッジを強調する処理をしている様に見えます。それが不自然に見える原因なのではないかと思います。
ただ問題なのはコントラストを強調している様に見える割には、虫歯ではないところが虫歯に見え、肝心な虫歯が見えないのです。
矢印部分は実際の虫歯ですが、アナログでは見えるがデジタルでは見えません。
これでは虫歯を見逃してしまいますね。
アナログ
デジタル
では実際の画像です。確かに虫歯がありました。
では時系列でどうぞ
処置前、虫歯は確認できます。横からの処置をします。通常の上からの処置では大きく削って神経を取ることになってしまうかもしれません。
開拡
3MIX+α-TCP

隣接面はないのでストリップスを使った。気泡の混入に注意!

