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2008/07/19 コメント(2)
全332件 (332件中 21-30件目) 原発
カテゴリ:原発
![]() ブロックが届いたので、仮置きしてみました。ブロックの寸法は190mm×390mm×190mm で200mm、400mm には10mmづつ足りないのです。この10mm がのりしろというか、つなぎ目、目地の部分になります。 ![]() で、窓のサンプルも取り寄せてみました。405mm×1370mm で、幅がブロック1枚分390mm+目地(10mm+10mm)、合計410mmにぴったりです。この窓は木造用なのですが、まるであつらえたようです。 3mm+16mm+3mmのペアガラス入りで16000円(網戸+送料で25000円位でしたが)。 ま、一番安いペアガラスの窓ですが、これが各部屋6枚。 ![]() 中央のフランジの向って右が外側、左が内側、木造用なので外から施工です。躯体にフランジにシリコンシーラーを付けてビス留めの予定。すき間もシリコンで充填するか、モルタルか漆喰で仕上げる予定です。 外側は50mmのスタイロフォーム(断熱材)を貼って、その上に専用塗料?を塗るつもりです。
2013/08/03
カテゴリ:原発
![]() これも久しぶりの原発事故ネタです。 最悪の事故を起こした福島第一原発の汚染水の海への流失が止まらず、大騒ぎになっているようですが、 こんなことは、当初から予想されていた事です。 このまま放射能が出なくなるまで、10万年でも1億年でも格闘し続けるしかない。 まあ、そんなことは無理な話で、せいぜい数年がやっとでしょう。 放射能まみれの海産物でも食べて長生きしてください。 ・・実はこの放射能汚染水ダダ漏れというのは、事故を起こしたフクイチだけの話だと思ったら大間違いなのです。 これは数十年〜100年程の時間的スパンで考えると、事故を起こしていない全ての原発で起こることは間違いないでしょう。 どういうことかというと、原発は数十年すると老朽化して使えなくなりますが、 廃炉にするには膨大な費用と被曝覚悟の作業員が必要になります。 しかしそんな物的人的資源はありません。 フクイチの事故収束作業員でさえ、後2年で底を付いてしまうといわれています。 稼働停止した原発は、水を循環させ、メンテナンスを永久にし続けないと、高度に放射能汚染された原子炉・配管等の設備は腐食し、環境に露出し、汚染水はダダ漏れになるからです。 そんな電力も資源もいつまで続くでしょうか? 電力を大量消費する発電しない原発が日本に50基以上、 いつ汚染水がダダ漏れになるのか? まあ、このままだと今世紀中には全ての原発がフクイチと似たようなものになるでしょう。 どうしますか? 資源エネルギーに余裕のある今のうちに、 さっさと「人工堆積岩のピラミッド」を作って遮蔽してしまうしかないでしょう。 ーーーー引用開始ーーーー http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130803-00000005-asahi-soci 朝日新聞デジタル 8月3日(土)5時39分配信 東京電力福島第一原発の放射能汚染水が海に流出し続けている問題で、原子力規制委員会は2日、初めての検討作業部会を開いた。しかし、抜本的な対策は示されず、東電が進めている対策では海への流出が止められない。事故から2年半たった今も八方ふさがりで、汚染の拡大を防げない危機的な状態が続いている。このままの状態が続けば、廃炉計画は破綻(はたん)しかねない。
2013/05/13
カテゴリ:原発
![]() 核燃料にならない燃えカスの劣化ウランから燃やせるプルトニウムを作るという「核燃料サイクル」事業の要、 「もんじゅ」に無期限稼働停止命令が下った。 まあ、当然でしょう。最初から事故続きで苛酷事故が起こったら日本が終わるだけではない、北半球に人間が住めなくなってしまうかもしれない、超危険な原子力プラント。 こんなものを作ろうとか、気が違っているとしか思えない。 なんせ、プルトニウムを作る為には金属ナトリウムを冷却材に使うしか無い。 事故が起こっても水を掛けられない。 金属ナトリウムは水と激しく反応(爆発)するから。 こんなものは欠陥商品中の欠陥商品、関係者ですら、内心びびりまくりです。 ーー引用開始ーー http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130513-00000001-asahi-soci 朝日新聞デジタル 5月13日(月)3時5分配信 「もんじゅ」をめぐる主な出来事 【室矢英樹】原子力規制委員会は近く、日本原子力研究開発機構に対し、原子炉等規制法に基づき、高速増殖原型炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)の使用停止を命じる方針を固めた。内規に違反し、1万個近い機器の点検を怠っていた問題を重くみた。期限はつけず、安全管理体制を全面的に見直すまで運転再開を認めない。 もんじゅは2010年8月に核燃料交換装置が落下したトラブル以降、再開しないままになっている。使用停止処分は長期化するとみられ、同機構が目指す今年度中の運転再開は不可能となり、核燃料サイクル政策に与える影響は大きい。 もんじゅをめぐっては1997年9月、ナトリウム漏れ事故の虚偽報告で国が1年間の運転停止を命じているが、使用停止命令に踏み込むのは初めて。これにより、運転の前段階となる原子炉起動に必要な核燃料の交換や制御棒の動作、格納容器の密閉性などの確認作業が禁じられ、運転再開の準備ができなくなる。 朝日新聞社
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2013/05/13 04:47:48 PM
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2013/05/12
カテゴリ:原発
![]() まあ、最悪ですわ。この世には人間が作ったいろんな機械がありますが、 通常は放置すると勝手に爆発する機械というものは有り得ないわけで、 そんなものは欠陥商品でしかない、という取り扱いです。 それが世界中に500基とかあって、みんながビビっているわけです。 爆発させる為には、外部からの電源を落としてしまえばよいという。 そんな簡単ことで福島第一のようになってしまうわけで、 それが世界中にバレてしまった。 コンセントを抜くと爆発する電気製品とか誰が買いますかね? で、テロリストの標的になるんじゃないかと、焦って訓練しているわけです。 まあ、テロリストもビビっていますよ。 爆発した原発は事実上収束させることはできません。 永久に放射性物質垂れ流しになります。 それが自分の国まで被害が及ぶかもしれないからです。 原発を維持管理するには、石油が必要で、ウラン燃料がいくらあっても起こせるのは電気だけ。 電気では建設も、メンテナンスも、解体も、再処理も、燃料を作ることすらできない。 原発というものは石油文明のあだ花だったというそれだけのお話なわけで、 そのかんじんな石油の入手が困難になりつつある、 石油文明が終わりつつあるというのが世界の現状なわけです。 まあ、さっさと原発は止める方向に舵を切らないと、たいへんなことになります。 目先の銭のことばかり考えて、再稼働とか新規建設とかやっていると、 世界中の500基もある止めても爆発はしないものの、放射能まみれの原発が維持管理できなくなり、 環境放置、腐って周辺地域が放射能汚染され、人間が住めなくなるのは目に見えている。 原発を廃炉にするというのは簡単なことではなくて、莫大な費用がかかるというだけではない、 出てきた膨大な放射性まみれの産業廃棄物を永久保管する場所がないということがもっとも大きい。 適当にその辺に穴掘って埋めるというわけにはいかないのです。 結局その場に石棺を作って、地下も地上も覆ってしまうしかないでしょう。 その技術は日本にすでにあり、「人工堆積岩」(クリック!)とよばれています。 うちのブログに採り上げていますので、ご参考まで。 ![]() ーー引用開始ーー http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20130511-00000819-fnn-soci フジテレビ系(FNN) 5月11日(土)21時52分配信 福島第2原発で11日、テロリストの侵入や攻撃を想定した警察と海保の大規模訓練が行われた。 原発のテロ対策が今、急ピッチで進められている背景には、福島での事故以降、内部の構造が、世界中に知られてしまったことにある。 公共政策調査会・板橋 功第1研究室長は「福島の事故の前に行ったときは、1枚も(原発内の)写真は撮らせてもらえなかった。それほど厳しかったのに、今回の事故後、原発の施設の配置が明らかになってしまった」と話した。 外部から、武装して侵入するテロリストだけでなく、施設内で働く作業員による情報漏えいや、テロリストの内部協力者を排除する対策が必要だ、という声が高まっている。 現在、日本では原発内部で働く作業員に関して、免許証などの身分の確認だけで働くことができ、対策が十分とはいえない。 公共政策調査会・板橋 功第1研究室長は「犯罪歴や薬物使用歴、経済状況を調べて、(テロリストの)内部協力者にならないか判断する。先進国では、ほとんどの国がやっている」と述べた。 IAEA(国際原子力機関)からも各国に勧告されている身元調査制度。 日本では、プライバシーの観点などから義務づけられておらず、福島第1原発事故直後に作業員の名前や住所の確認をきちんとしていなかったことから、現在も10人の作業員の行方がわかっていない。 国の原子力規制委員会も、2013年3月から見直しの検討を始めているが、関係機関との協議や法律の改正などに時間がかかる見通し。 外部からの武装テロリストと、作業員になりすましたテロリストの内部協力者の可能性。 原発事故以降、両方を想定した対策が急がれている。 最終更新:5月11日(土)23時32分
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2013/05/12 10:42:37 AM
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2013/03/20
カテゴリ:原発
ネズミが配電盤に入って感電して死んでいることはよくあります。
うちでも分電盤の周りが臭いのでなんだろう、、?と思っていたら、ネズミが感電して死んだらしくミイラになっていました。 でもそんなことで、配電盤が燃えるとかないですね、ふつう。。 過電圧がかかるとかそんなことでもないと燃えないです。 動画を見ると、ネズミの死骸も燃えていないし。 ・・うそでしょう、なんか隠しています。 まあ、これが真実だとしても、ネズミが入ったくらいで止まる冷却システムとか、危なくてしょうがない。。 フクイチの事故はまだ始まったばかりで、収束などほど遠いということです。 http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20130320-00000543-fnn-soci ーー引用開始ーー フジテレビ系(FNN) 3月20日(水)18時47分配信 福島第1原発で停電が起きて、冷却システムが停止していた問題で、電源盤の内部の壁などに黒い焦げ跡があり、ネズミが感電し、ショートさせた可能性があることがわかった。 東京電力は、会見で「(電源盤の内部に)小動物が落ちていることがわかりました」と語った。 東京電力によると、冷却システム停止の原因とみられている3号機・4号機の仮設の電源盤7つのうち1つで、ケーブルなどを接続する端子と壁に焦げ跡があり、黒くすすけていたという。 またその下では、ネズミのような小動物が死んでいたこともわかり、端子の間にネズミが入り、感電したことで、電源盤がショートした可能性もあるみて、さらに調査を進めている。 最終更新:3月20日(水)18時57分
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2013/03/21 08:07:08 AM
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2013/03/19
カテゴリ:原発
安倍総理は原発再稼働と引き換えに発送電分離をする密約を電事連とかわしたそうですが、
その発送電分離も骨抜きですか、、 どこまで欲が深いんでしょうね? 3.11に行われた数万人規模の反原発デモもほとんど報道されませんし、 まあ、また地震・津波で日本人は滅んだ方がいいのではないかと思ってしまいますね。 超巨大南海トラフ地震が起こることは確実なんでしょ? ーー引用開始ーー http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130318-00000098-mai-bus_all 毎日新聞 3月18日(月)21時43分配信 政府・自民党は18日、大手電力会社の送配電部門を発電部門から別会社化する「発送電分離」を盛り込んだ電力改革の政府方針案を修正する方向で調整に入った。当初案は発送電分離を18~20年をめどに実施し、関連法案を15年通常国会に提出する方針を明記していた。しかし、党内の反対が根強いことから、目標年限は残しつつ、法案提出や改革の実施については「目指す」との表現を加える方向だ。改革が「努力目標」に後退することで、発送電分離が事実上、骨抜きになる恐れもある。 政府は月内に発送電分離と家庭向け電力販売の自由化を柱とする電力改革案を閣議決定する。18日開かれた自民党経済産業部会などの合同部会では、発送電分離について、出席議員から「原発再稼働などが見通せない中、拙速に行うべきではない」などの慎重意見が噴出。このため、政府・自民は、発送電分離の法案提出や改革の書きぶりを緩める方向となった。最大の焦点の発送電分離の実現性があいまいになれば、電力改革の大幅後退は避けられない。【小倉祥徳】
2013/03/18
カテゴリ:原発
人間のすることなどこの程度、というのは自分もモノを作る仕事と趣味を持っているので、よく分りますが、
必ず不具合は起こります。原因が分からないこともしばしば。 その不具合が致命的なこともあります。 ・・それでも原発、要りますか? ーー引用開始ーー http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130318-00001247-yom-sci 読売新聞 3月18日(月)22時27分配信 東京電力と原子力規制庁によると、18日午後7時頃、福島第一原子力発電所の免震重要棟などで停電が発生した。 事故収束作業の指揮所となっている免震重要棟の電源はすぐに回復し、原子炉の温度監視などに問題はなかった。しかし、停電で一部の電源システムに異常が起き、1、3、4号機の使用済み核燃料の一時貯蔵プールの冷却装置が同日午後9時40分現在、停止している。 3基のプールには、計2500本の使用済み燃料が収容されている。プールの温度は最も高い4号機で約25度。冷却が止まっても、現在の温度上昇は小さく、管理上限の65度に達するまでに、約4日間の余裕があるという。このほか、汚染水処理装置も止まった。 原子炉の注水は継続し、周辺の放射線データにも変動はない。東電は原因を調査している。 最終更新:3月18日(月)23時0分
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2013/03/18 11:47:27 PM
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2013/03/12
カテゴリ:原発
![]() こんなことは分りきっていた話で、40年もかかるとされるフクイチの廃炉作業など人員不足でできはしないのです。 年間1万2千人必要な人員の確保は1年分しかできていない。 偽装を含めた人員でも2年分しか作業員がいない、、ということです。 4号機の使用済み核燃料プール内の核燃料排出作業すらおぼつかない。 今、プールが倒壊したら、北半球は終わるのです。 まだまだ、フクイチの事故の収束は全く何も見えていない。 この上、六ヶ所村ももんじゅも各地の原発も再稼働するとか、現実が見えていないにも程がある。どうしますか? アホですか?、死にますか? ーー引用開始ーー http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130312-00000008-asahi-soci 朝日新聞デジタル 3月12日(火)5時54分配信 【佐藤純】東京電力福島第一原発で働く作業員の要員計画が破綻(はたん)し、政府が見直し作業に入ったことが分かった。違法な偽装請負の状態で働く人が約半数に上る疑いが浮上し、適法な作業員だけでは足りない恐れがあるためだ。業界の慣行である偽装請負に依存しない新たな計画を打ち出せるかが焦点となる。 政府と東電は昨年7月にまとめた工程表で、年間最大1万2千人の作業員が必要と試算し、2016年までは「不足は生じない見込み」と明記。福島第一で働く際に必要な放射線業務従事者の指定を昨年5月までに受けた2万4300人のうち、高線量を浴びた人を除く2万3300人を「再び従事いただける可能性のより高い母集団」と位置づけ、要員確保は十分可能と説明していた。 ところが東電が昨年9~10月に作業員4千人を対象にしたアンケートで、「作業指示している会社と給料を支給している会社は同じか」との質問に47%が「違う」と回答。下請けが連なる多重請負構造の中で偽装請負が横行している実態が判明し、経済産業省は2万3300人を「母集団」とみるのは困難と判断して6月までに工程表を見直す方針を固めた。被曝(ひばく)記録より高い線量を浴びた人が多数いることも発覚し、「母集団」の根拠は揺らいでいる。舟木健太郎・同省資源エネルギー庁原発事故収束対応室長は「労働環境の改善は重要。工程表全体を見直す中で要員確保の見通しを検討する」と話す。 朝日新聞社
2013/03/10
カテゴリ:原発
![]() まあ、アレですわ、あれだけの事故を起こしても、人間は何も学ばないと。。 銭かねが欲しいだけで、原発再稼働とか逝っているアホな某総理とか某知事とかいますね。 銭かねは欲しくはありません。 お金で買えるものに、ほんとうに大切なものがありますか? あるのなら、教えてもらいたいものです。 あんな危険なものはさっさと人工堆積岩のピラミッドを作って埋めてしまうしかない。 そんなに核兵器が欲しいのなら、民間人を巻き込まないように、こっそりやってください。 ----------引用開始------------ http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20130310-00000013-jnn-int TBS系(JNN) 3月10日(日)12時43分配信 フランスやドイツでは福島第一原発の事故から2年になるのを前に、反原発デモが行われました。 「パリの中心部、オペラ座の前で脱原発を訴える集会が開かれています」(記者) 「フクシマを繰り返すな!」(シュプレヒコール) 9日、パリ市内の各所で行われたデモには2万人以上が参加し、関西電力のパリ事務所など原子力関連の企業や官庁を「人間の鎖」で取り囲みました。 フランスは電力の75%を原発に依存していて、オランド大統領は、これを2025年までに50%に減らすとしていますが、具体的な道筋は見えていません。 「フランスは本当に原発がありすぎる。原発を止めるために戦いたいと思う」(参加者) 「すでに脱原発を決めたドイツでも、原発推進国への反対の声があがっています」(記者) 「(原発事故から)人間が何も学んでいないことに、がく然としています」(参加者) また、2022年までに原発の全廃を決めているドイツでも、日本やフランスの原子力政策に反対する集会が行われています。(10日10:55) 最終更新:3月10日(日)18時11分
2013/01/03
カテゴリ:原発
原発利権ズブズブの安倍首相はじめ石原環境大臣等は原発再稼働どころか新増設する気満々で、
国民の理解を得ながら、進めていく、、とかほざいていますが、 何もお分りではない。 ちまたでは、天然ガスを自動車用燃料や原材料にしようとやっていますが、 裏を返せば、内燃機関に適した液体としての石油の減耗が始まっていることを示唆しています。 そこのところは、なぜかスルーしていますが。 ガスは持ち運びの為に液体化するだけで、使える正味のエネルギーは半分になります。 そこのところも、なぜかスルーしています。 石油は2030年にはほぼ使えなくなります。グレーの部分。 ピークを過ぎると採掘精製にエネルギーのかかる質の悪い石油しか残っていないからです。 ![]() もちろん、ガスも石炭も同じ、ウランも当然同じです。 ガスは液化すると使えるエネルギーは半分になりますが、 石炭も同じです。 液化などするとさらに急速に減耗するのです。 ![]() 以下の記事は現在の福島第一の惨状なのですが、 石油が使えなくなると、全国で50基以上の原発はメンテナンスができずフクイチ化します。 原発は稼働を止めると腐り始めます。配管が腐ると汚染水が漏れ始めます。 腐らせない為には外部から電気を注入し続けて永久に水を循環させるしかない。 そんなことが石油が無くなったらできるのか? 原発は一度稼働させると、爆発していなくても廃炉は簡単ではない。 廃炉作業にはまず被曝覚悟の膨大な作業員が必要ですが、 その手当ができるとは思えない。 それどころか、フクイチが長期化するだけで作業員は足りなくなると懸念されているのだ。 このまま行くと、今世紀中に日本の50基以上の原発のフクイチ化は避けられないのではないか? 再稼働どころか、全ての原発の廃炉を石油が使えるうちに始めないと日本は終わります。 世界中の400基以上ある原発も同じだ。 ーー引用開始ーー http://www.nhk.or.jp/kaisetsu-blog/100/138314.html 2012年11月09日 (金) 水野 倫之 解説委員 事故から1年8か月になるのを前に、福島第一原発構内を取材。現場は事故直後よりはおちついているが、放射線量が高く手つかずのところが多い。汚染水が増える一方で、「事故はいまだ収束していない」ことを強く実感。 今夜の時論公論は福島第一原発の廃炉に向けた課題について水野倫之解説委員。 福島第一原発の構内は、放射能濃度が高く、特別に管理された場所以外はすべて防護服に全面マスク。 そのため簡単な装備で済むバスからという条件で東京電力の了解を得て、他社の解説・論説委員とともに取材。 路上に散乱していたがれきは、片づけられバスの通行に支障のあるところはほとんどない。 しかし海側に行くと、クレーンやトラックが横倒しになったまま放置。 海側から山側に進むと4号機の原子炉建屋。 最上階部分のガレキの撤去作業が進み、すっきりした感じにも。 しかし4階や3階の壁はところどころ大きく崩れたまま、また曲がった鉄筋がむき出しで一部は錆びて。作業員がはみ出した鉄筋を切断する作業。 奥にはプール、使用済み燃料1300体余り。東電はプールの底の補強工事、その後もコンクリートの壁に爆風によると見られる膨らみが見つかるなどしたため、いまだに建屋が倒れるのではと心配する声も。 このため東電では壁をハンマーでたたく特殊な検査で強度を測定し、壁のコンクリートの強度は建築基準法の設計基準を上回り、震度6強に耐えられるとしている。 今後さらに検査ポイントを増やして建屋の劣化が進んでいないかどうか強度の確認を継続して行っていく必要。 来年12月の使用済み燃料の取り出しにむけて、クレーン付きの建屋カバーをかぶせる計画、建屋のすぐ隣ではカバーの足場となる地盤を強化する作業が行われ、すでにコンクリートが打ち込まれていた。 4号機で安全に取り出す技術をしっかり確立して、ほかの3基からの安全な取り出し方法の検討に生かしていく必要。 ただ1~3号機は放射線量が極めて高く、建屋内の作業は困難で、溶けた燃料の冷却を進めるので手いっぱいといった状況だが、その冷却システムも課題が山積。 水を送るポンプは津波に備え、標高35mの高台に設置されていたが、いまだに屋外のトラックの荷台。 送り出される500tの水は、野ざらしにされた仮設のホースや配管を通って3つの原子炉に。 全長4キロにも、汚染水が漏れるトラブル。 先月も3号機内のホースから汚染水が90リットル漏れ出した。 ホースが絡み合うように置かれ、作業員が踏んで移動したことで割れたことが原因。水もれは2000か所に及ぶホースの継ぎ目からも。 水漏れのリスクを減らし、点検しやすくするためにもシステム全体を短くし、すべてのホースを丈夫な配管に早急に変えていくよう。 さらに冷却システムには大きな問題。 構内のあちこちで目に付いた巨大なタンク群。1,000tの汚染水がためられるが、日々増加。 衛星写真などで見ると、事故以降、構内の森林がタンク群に置き換わっていく様子。タンクは23万t分。しかし汚染水はすでに21万tあまりでほぼ満杯状態。 原因は、地下水。毎日あわせて400t入り込み、汚染水となっている。 東電では建屋の山側に井戸を掘って地下水を上流側でくみ上げて減らす計画で、現場では井戸掘削のための木の伐採も。 しかしこれでも地下水の流入は半分程度にしか減らせない。 東電はタンクの総量を70万tまでは増やせると、そこが限界で、その先どう対応するのか明確でない。 事故直後には汚染水を地元や周辺国にきちんと連絡をしないまま海に放出したことで批判を浴びており、現状はとても海に流せるような状況にない。 そこで東電は当面の対応として汚染水の濃度を大幅に下げることができる特殊な装置を設置し、法令で定める限度以下にして、敷地に撒くことなどを検討。しかしそれだけで減らすことは難しく、たとえば福島第二原発に運んで貯蔵するなど、代替策も今のうちに検討しておくべき。 政府は昨年末に事故収束宣言、しかし今回の取材で「いまだ収束していない」ということを強く実感。取材ルートで最も放射線量が高かったのは3号機付近でバスの中でも1時間当たり750μSv。私の総被ばく量も3時間の滞在で63μSv。 作業員の場合はこれより格段に多く、特に高線量の現場では3か月ほどで国が定めた被ばく限度に近づき、原発を離れなければならない作業員も相次いでおり、1日3000人が必要とされる中、長期的には作業員が足らなくなる恐れも。 この先、溶けた燃料の取り出しも控え、作業員が十分に確保できなければ、廃炉の工程に影響も出かねない。 現場は過酷な環境。放射線の遮蔽を徹底させるなど作業員の安全対策を最優先にした廃炉作業を求めたい。 (水野倫之 解説委員) このブログでよく読まれている記事
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