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I歯科医院の高楊枝通信。

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今日も野戦病院シリーズ

2021/07/07
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僕は近未来からタイムスリップしてきた歯科医師らしくて、既存の歯科医学とは全く異なる治療コンセプトと治療方法を知っているようなのです。

いつもは当たり前のようにやっているのですが、
今日は現在の標準的な根管治療がバカみたいに見える方法をタダで公開してしまいます。

根管内をリーマーやファイルでいじる必要性は全くありません。そもそもいじってもファイルが折れたり、不用意に感染させたりロクなことはありませんよね?

しかも一回で終わります。

一瞬で不快症状は治まり、根管内は半年〜1年で自然に埋まります。

・・50代男性、右下67、咬合性外傷による歯髄壊死、咬合痛++

レントゲン写真では7番と6番の近心根が壊死していて、歯槽骨にも炎症が波及している。
通常治療では感染根管処置をしこしこやるわけだが、根尖も確保できず、泥沼にはまるのは目に見えている。患者としては何回も通わされ、いつ終わるのか見当もつかない。それは歯医者だって同じなのだ。余計傷つけ、感染させて状態を悪化させるのがオチだ。





冠部歯髄腔内にある壊死した歯髄(白矢印部分)があれば除去する。洗浄を兼ねて超音波スケーラーの#15のエンドチップで除去するだけだ。根尖まで届かせる必要性はなく、#15が入るところまで洗浄すれば良い。
指で巻いた恐ろしく不潔な綿栓で根管内部を乾燥させる必要もない。こんなことをしていると確実に感染させてしまう。余剰水分はエアブローで吹き飛ばすだけだ。

根管充填はα-TCPセメントを使う。1次充填はα-TCPの精製水で練ったものを根管口に乗せてエンドチップで根管内部に押し込む。緊密に充填する必要はない。少しでも届けは勝手に根管内部はふさがってしまう。
1次充填はすぐには硬化しないので、2次充填は通常練りだ。この上からCR充填して緊密に塞ぐ。

これだけだ。

まず6番の処置からだ。

時系列でどうぞ





















7番も同じように処置する。信じられないだろうが、所要時間は2本で30分だ。

これはα-TCPセメントが入手できないと不可能な処置なのだが、製造中止になってしまった。残念だ。


















この根管処置方法の理論的根拠というかそのコンセプトは露髄した歯髄の直接覆髄法にある。
神経を取ろうという発想はそもそもないのだ。

髄角部分が露髄しても、冠部歯髄が壊死しているが根部歯髄が一部生きている場合でも、根部歯髄が全部失活していても、炎症が根尖口外部に波及していても同じ処置になる。

すぐに終わる、失敗はしないからといって、決して神経を取ろうなどとは考えてはいけないということだ。

#くれぐれも金儲けのために悪用しないようにしてください。






Last updated  2021/07/07 10:33:23 PM
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