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I歯科医院の高楊枝通信。

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歯科検診

2008/02/28
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カテゴリ:歯科検診
人は、覚えた知識をその日のうちに約半分忘れ,
次の日にその半分、1週間後にその半分、
そして1ヶ月後にさらにその半分を忘れると言われています。

そのため、覚えたことを記憶に 定着させるためには
少なくとも4~5回の反復学習が必要だとされています。

今回のアンケートの結果は、、
う~~ん、歯科講話から半年、なかなか記憶には残っていないのかなぁ、、。
さて、反復学習です。
虫歯予防のための生活習慣に関して覚えておきたいことを
確認してみましょう。たった3点です!!

★飲食の回数を減らす
飲食の間隔を3時間空けると、飲食回数は1日のうち4回が上限となる。
三度の食事の他には、間食は1回だけである。

★夜食はしない
寝ると唾液が出なくなるので、
唾液中の炭酸水素イオン(重曹成分)による、口中の酸性環境の改善がされない。
就寝前(1時間以内)の飲食は絶対してはいけない。
もちろん歯を磨いてもだめ。食べたこと(脱灰)はキャンセルされません!

★砂糖はなるべく減らしましょう
当地域に多いミュータンス菌は砂糖からデキストランという粘着性の高い物質を作るので、歯垢が取れにくくなり、歯磨きの効果が出にくい。

2005年に成立した食育基本法に則り、
学校現場でも「食育」に関する様々な取り組みが行われています。
安全な食材を得る観点からも「地産地消」、「スローフード」、
健康的で(地球が)持続可能なライフスタイルを目指して「ロハス」・・
とこれからの時代を担う子供たちが「食」を通して未来に希望を見出すことの出来る良い動きが始まっています。
これは是非とも発展させていきましょう。

ただ、歯の健康という観点から考えるときの規則正しい食生活とは、
脱灰時間を抑え、再石灰化のための時間をなるべく多く取るということに尽きます。

前述の3点はこの具体策です。
これだけはお忘れなく!






Last updated  2008/02/29 07:51:58 AM
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2007/12/18
カテゴリ:歯科検診
 「虫歯になりやすい時期について」
 
前回、虫歯菌を子供にうつさないように!のお話をしました。
それは口移しで食べさせたり、自分も子供のお箸で食べたりしないようにするだけでした。
それだけでその子は一生、虫歯になりにくい体質?を持つことができます。
 
今回は、虫歯になりやすい時期を知って、うまく乗り切りましょう、というお話です。
虫歯になりやすい時期は、人生の中で3回しかありません。
2歳半、6~7歳、12~15歳です。
それは、どういう時期かと言うと、

新しい歯が生えてきた時です。

20歳過ぎると新たな虫歯は出来ません。 
新しく生えた歯はとても弱く簡単に虫歯菌が出す酸に溶けてしまいます(脱灰)。
歯は数年かかって少しづつ硬く丈夫になるのですが、
その間が危険な時期です。

2歳半で乳歯は生えそろいますが、この時期は虫歯菌が感染定着する時期と重なります。
6~7歳の時は初めて生える永久歯(第一大臼歯)と上下4本づつの前歯が生える時期です。12歳では、第2大臼歯が生えて、大人の歯並びは完成ですが、まだ硬くなっていません。
小学校高学年はこの時期ですが、永久歯は生え揃ったばかりなので、
虫歯がないのが当たり前なのです。
これからなるかも!ということですね。

食生活の乱れが起こりやすい中高生の時期をどう乗り切るか、
この時期に一生、虫歯で悩むかどうか決まります。
虫歯が出来て歯科治療をしてしまうとやり換えのサイクルにはまってしまい、
歯科治療を繰り返しながら、だんだん歯が悪くなっていくからです。
20歳過ぎるまで歯科治療をしないで済めば、生涯虫歯になりません。
歯周病になった人は別ですが。
歯科治療のサイクル
 
なぜ生えたての歯が虫歯になりやすいかと言うと、生えたての歯の結晶には不純物が多く、溶け(脱灰:ダッカイ)やすいから。
でも再結晶(再石灰化)の時は不純物は戻らないので、
脱灰・再石灰化を繰り返すことによりだんだん歯は硬くなり虫歯になりにくくなる、ということです。
ただ、脱灰を少なくして、再石灰化の時間を多くする必要があります。
それにはどうするか?
脱灰の回数(飲食の回数)を減らせばよい、だらだら食いや寝る前の飲食はだめ、ということですね。
歯の結晶

またこの生えたての時期は、歯はフッ素を取り込んで硬くなりやすいので、フッ素が効果的な時期でもあるのです。

画像は「日本ヘルスケア歯科研究会」のスライド&熊谷崇先生の著書から引用






Last updated  2007/12/21 08:13:28 PM
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2007/08/04
カテゴリ:歯科検診
「唾液検査の結果について」
学校歯科医のIです。
先日の歯科講話、ご出席ありがとうございました。

本校では三年前より「唾液検査」という「カリエス・リスク:むしばになりやすさ」の検査をしています。
唾液検査

虫歯は非常に個別的な、人それぞれ原因が異なる病気なので、個別指導には「唾液検査」が欠かせません。

ところが、検査結果を見てみると、当地区の子供たちは例外なく「ストレプトコッカス・ミュータンス(SM菌)」という「最初に歯に穴を開ける、最強の虫歯菌」が非常に多いのです。

この虫歯菌がいなければ、ハッキリ言って虫歯にならないのですが、
残念ながら当地区の子供たちの歯の表面にはたくさんいるのです。

この虫歯菌は歯が萌えはじめてから4歳までに感染・定着するのですが、それ以降は感染しませんし、一度感染・定着してしまうと虫歯菌がいなくなることもありません。

一生、虫歯菌とお友達です。

で、どこから感染するかといえば、お母さんやお父さんなど食事の世話をして下さる方から唾液を介して感染します。

かみかみして口うつしで、、
同じ箸やスプーンで自分も食べながら、子供にも食べさせる。。
落っことした飴玉をきれいにしゃぶってから、子供にハイ、、する。。。
こんなふうにして感染・定着します。

逆に言うと、こんなことをしなければ、感染しません。
当地区の子供たちが虫歯になりやすいのは、

体質なんかではないのです。

次の世代が虫歯にならないように、子や孫を持つ親が気を付けてあげましょう。。

ミュータンス菌一掃作戦」始めませんか?

では、また! 






Last updated  2007/08/04 07:02:55 PM
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2007/06/29
カテゴリ:歯科検診
今日は□□中学校に歯科講話に行きました。
学校歯科医としての前任の中学校です。
お礼に「虫歯の元ですが・・」言われながら、ゼリーをいただきました。

実はパワーポイントで編集したはずのものが保存されてなくて、
未編集の資料でおしゃべりしました。
かなりアセリました(*_*;

一応練習していったのですが、
練習したのと違う画像でしたので、
出てきた画像に合わせてのおしゃべり、

ぼろぼろだったのに気がつかれましたか・・?

中高生の萌えたての永久歯を虫歯にしないために、
夜遅い時間の飲食をしないことを強調しました。

テレビやゲーム、本を読みながらのだらだら食い、
塾帰りの飲食、
夜食、など。

寝る3時間前に飲食は済ませる、のが理想!
できなかった時は「重層洗口」で乗り切る!

終わったあとで、校長先生と養護の先生とおしゃべり、

養護の先生は系統連係システム(ふつうのソーラー発電)付きのオール電化を導入したお話をされました。
先月初めて、発電した電力が消費した電力を上回ったそうです(^.^)
朝から表示パネルを見て、あ、発電してる、、とか一喜一憂しているらしい。

校長先生は実は「青のプリウス(アオプリ)」のオーナーでした。
22~23km/Lは走るそうで、以前乗っていたCRV(9km/L)には戻れない!とか、
(僕のは6km/L、しかもハイオク・・なんて言い出せませんでした)
でも、来月にはうちにもプリウスが届きます。

燃費競争しましょう!

お二人とも実家は農家なので、退職したら農業だ!!と燃えておられました。

塾長が分析したところ、
普通のお茶には農薬が10ppm入っているそうです。
2番煎じではその半分。
3番煎じではそのまた半分。

週1回のフッ素洗口でフッ素が2ppm体に入るとかで、
反対している場合じゃないかも・・・

塾長曰く、「もう絶対お茶は飲むまい!と思った。

無農薬のお茶が飲みたい<校長先生













Last updated  2007/06/29 09:49:45 PM
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2007/06/28
カテゴリ:歯科検診
今日は○○小学校で「歯周病の原因とその予防」についての授業の
ゲスト・ティーチャーとして呼ばれました。
とはいっても、実際は担任の先生との「掛け合い漫才形式」でした。
もちろん僕はボケ役です。
先生のうまい突っ込みとリードでつつがなく授業は終わりました。

今年の6年生は学校検診で歯肉炎の子が77%もいた!というので
先生方みなさん心配してこの授業を企画されました。

担任、教頭先生、校長先生はじめ熱心な先生たちばかりで
この小学校の生徒たちは幸せだな~と思いました。

小学校高学年から中学生の歯肉炎は思春期性の歯肉炎と言って、
性ホルモンと関係しています。
性ホルモンが歯周病菌にとってはビタミン剤で、
歯周病菌が増えやすいのです。

対策は歯磨きがメインなのですが、
今日は生徒の皆さん、
ほとんど歯肉炎は改善していました。

検診以来みんな気にして磨いてくれたようです。

後は歯垢を増やさないために(バイ菌にエサをやらないために)、
間食を減らし、
とくに寝る前は虫歯予防の点からも
絶対に飲食しない、という点を強調されていました。

このまま大人になっても歯周炎にならないように、
規則正しい食習慣と歯磨き、
そして歯医者さんでの定期的なクリーニングで、

一生自分の歯で食べよう






Last updated  2007/06/28 11:33:52 PM
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2007/06/17
カテゴリ:歯科検診
今日は当地区の小中学校は授業参観日でいろいろな行事がありました。
その一環で、歯科講話、唾液検査結果説明会を行いました。

歯科講話では
虫歯予防にとっては「食生活のコントロール」が最も重要だという話をしました。

歯磨き20%、食生活60%、フッ素20%

寝る前3時間以内の飲食が最も危ない、
3時間とれない時は、重曹洗口しましょう。

また、虫歯ができやすい時期は3つある、
それは新しい歯が萌えてきた2.5歳、6歳、12歳~20歳。

この時期を乗り切れば、後は虫歯なしでいける!

できてしまった虫歯にはフッ素は効かない、
飲食後、重曹洗口しましょう!
これで虫歯は止まります。

新1年生は全員「唾液検査」をします。
虫歯予防は全体向けの講話だけでは十分ではないのです。

虫歯は非常に個性的な病気なので、その子に合わせた個別の指導が欠かせません、

口腔内写真、検査結果のプリント、説明用画像を使いながら
その子にとって最も重要と思われるアドバイスをしました。

だんだん「唾液検査結果説明」は板に付いてきたようです。
★






Last updated  2007/06/17 05:01:39 PM
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2007/06/07
カテゴリ:歯科検診
今日は朝から○×小学校へ歯科講話と歯磨き指導に行ってきました。
続けて、○○小学校のフッ素洗口事業開始の父兄説明会に行ってきました。
ちょっと疲れ気味(+_+)

1、2年生、3、4年生、5、6年生の3コマ3時間の授業。

虫歯は本来まれな病気なんだよ、
美味しいのもを食べてもよいようには人間の体はできていないのだよ。

それでも美味しいものを食べたいのなら(今の世の中美味しいものしかない?)、

寝る前の飲食はしない。
間食はできるだけしない。
甘いものは食事といっしょに食べる。
歯磨きは朝晩2回。

そして「重曹洗口」を間食後、歯磨き後にする


こんなことを強調してきました。

でも、なんとなく子供たちにとっては
主食と間食の区別が付かなくなっているような気もします。
校長先生から、朝から「コアラのマーチを食べてきたからお腹いっぱい・・」とある子供が言ったとか聞きましたので。
講話中も子供たちが
そもそもちゃんとした食事ってどんなもの?ってな顔をして聞いていたような感じがしてきました・・・考えてみれば、うちでも似たような状況かもしれない・・・

まあ、主食でも間食でも細菌にとっては区別はないわけで、
1日4回以上、1時間ほども間隔を空けて一口でも口に飲食物を入れたら、
虫歯になっても不思議ではないよということですから。

歯磨きは虫歯予防にとっては重要度は低い(10%程度)ので、
歯周病(歯肉炎含む)の予防のためということで、
歯磨き指導をしました。

歯周病予防を目指すなら、デンタル・フロスは欠かせません。
今年からこの小学校でもフロスの使い方の指導を始めました。
デンタルフロス指導

養護の先生はとてもマメな方で、
個人の歯科検診結果表を作られていました。
頭が下がります。
うちで作る唾液検査結果表と合わせれば、完璧ですね。
個人検査表

各クラスの検診結果表も作られています。
壁に貼ってあります。

午後からはそのまま、○○小学校の父兄向けフッ素洗口事業説明会に行きました。
フッ素洗口説明会

当自治体でも小学校での週1回のフッ素洗口を始めることになったのです。
反対派もいらっしゃるようですが、
一応わたし個人の意見も述べておきたいと思います。

実は(残念ながら?)フッ素の威力というのは絶大で、
水道水のフッ素化をしている英米では、虫歯は非常に少ないのです。

アメリカ人の従妹やその子供たちが日本に遊びに来ることがあるのですが、
それはそれはびっくりするくらいジュースを飲みます。
しかも遅い時間まで。

日本人なら簡単に虫歯になるな・・・というレベルですが、

彼らには虫歯はないのです。

虫歯にならないからと言って
野放図に甘味食品を摂取することが良いこととも思いませんが・・・

また彼らは水道水がフッ素化されているので、
そんなに甘味飲料を飲んでも虫歯にならないのだとは思っていません。
これがあたり前と思っています。

しかし水道水のフッ素化は虫歯予防先進国のフィンランドでは行われていません。
全ての人に一律にフッ素を摂取させるのは問題もあるからです。

フッ素はまだ歯が弱くそれだけにフッ素を取り込み易い
学童期の萌(は)えたての歯質の強化には絶大な威力があるでしょう。

どうせするなら、
永久歯に萌え替わったばかりの中学生にもフッ素洗口をしないと意味は無いでしょうね。
虫歯になりやすい12歳臼歯(第二大臼歯)は小学校6年生では萌えて(はえて)いない子も
多いし、萌えていてもフッ素で歯質強化されるには時間が短すぎる。

この時期の虫歯予防にとってのフッ素の効果は60%、
食事指導は30%、歯磨き指導は10%といったところです。

フッ素洗口事業などやると、
虫歯治療専門の歯医者は失業すると思うけど、いいの?ってな感じです。

うちで推奨している「重曹洗口」と「フッ素洗口」はどう違うの?
という疑問もあるかと思いますので、
ちょっとだけ説明、

フッ素は歯質そのものを強化する、
再石灰化の促進効果がある、
抗菌作用がある、、など
とされていますが、
すでに虫歯になっている部分の進行を止めることはできないようです。
それはエナメル質にしか作用しない(しにくい)からです。

重曹は直接的に酸を中和しますので、
脱灰を止める、
再石灰化の時間を増やす、
ということです。

特に再石灰化があまり期待できない象牙質に効果があります。

たとえば虫歯になってしまっている象牙質や
歯周病で露出している歯根の脱灰を防ぐ、
という意義は大きいと思います。
この部分は再石灰化が期待できない以上、
最初から脱灰するのを防ぐしかないからです。







Last updated  2007/06/07 10:17:58 PM
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2007/05/31
カテゴリ:歯科検診
今日は○○小学校の歯科衛生指導に行ってきました。
1、2年生と3、4年生と5、6年生の3コマ3時間。

虫歯、歯肉炎は細菌感染症なんだよ、
唾液が歯の再生(再石灰化)に重要な役割を果たしているんだよ、
細菌に餌をだらだらやらないように(飲食のタイミングのコントロール)、
特に寝る前の飲食は虫歯の最大の原因だよ!
食事指導用シュミレーターを使って指導。

具体的には、
位相差顕微鏡によるプラークの観察、
デンタルフロスの使い方、クール法歯磨きの実地指導、
重曹水による洗口(脱灰時間を短く、再石灰化時間を長くする)をして
終わりました。











Last updated  2007/05/31 11:51:02 PM
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2007/05/17
カテゴリ:歯科検診
今日は歯科校医をしている○○小学校に歯科検診に行ってきました。
今年の1年生は13名と少なかったので、全員唾液検査と口腔内写真を撮りました。
唾液検査
口腔内写真

この小学校は歯科校医になって3年目なので、唾液検査をした子も40名位になり、
長期予防管理の格好がついてきました。
この小学校は今年・来年と「お口の中の健康」についての研究指定校に文科省より指定を受けたそうで、校長先生はじめ職員の皆様は気合いが入っていました。
なんとかお手伝いができたら、、と思います。

給食を御馳走になりました。
余っていたそうでしたので、もったいないと思い2食分いただきました。欲張りすぎ?
自分の子供のころと比べるととてもおいしいですね。
給食

給食後は「歯磨きタイム」です。学校の取り組みには頭が下がります。
歯磨きタイム






Last updated  2007/05/18 01:36:57 AM
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