脱(耐)原発ハウス (Solar house) 698
現状ソーラーハウスのエネルギー供給能力と出て行く電気代、ガス代、水道料金がどうなっているのかという話から始めよう。手元にあった電気使用量の2021年2月分の請求書では30Aの契約で、32kWhの使用量で1.429円。電力会社からの買電ということだ。都市ガス代は2021年6月分で5立米の使用量で2,239円。水道・下水道料金は令和3年1、2月分で3立米4.210円。1ヶ月分だと2,105円。ざっくり1ヶ月で6,000円が水道光熱費だ。建坪60坪、天井高3.2mの大空間なのだが、年間で72,000円、電気代だけではないのですよ?ソーラーハウスの屋根には150WのPVモジュール(ソーラーパネル)30枚、4.5kWが載っている。太陽熱温水器は240Lの真空管式が2台、480L。むしろ毎日お風呂に入らないと温度が高くなりすぎて壊れるのが悩み。もっと貧乏になったら、今の生活は捨てるので、支出は0円になる。これは簡単だ。ソーラーだけの生活なので、晴れた昼間は電気は使い放題。その日が晴れならお風呂に入れる。夜は冷蔵庫は電源を落としてドアを開けない。夜の灯りはバッテリーだけなので、LEDライト各自1つだけ。パソコン1台、スマホは数台使える。バッテリーが尽きたら寝るだけ。晴れていない冬の暖房は薪ストーブ。山から粗朶(そだ;燃料用の小枝)を拾ってくる。水は井戸水をフィルターを介して使う。基本的には雨が降っていても冷蔵庫などの常時通電している電化製品は使える。晴れていれば、エアコン2台はOK。