イメージトレーニング0.2(HONDA F-1 とチーフテン)
前回の続きなんだが、https://plaza.rakuten.co.jp/mabo400dc/diary/202212070000/なぜこんな話をしているかというと、もう僕の手は長年の使いすぎでもう壊れていて、常時腕がだるく、痛い、震えて自由に動かない。診療前には痛み止めを塗って一時的に症状を抑えてやっている。もう、こういう状態が35年は続いている。勤務医をしていた最初の頃から仕事が速いので僕に仕事が集中する。調子に乗って仕事をしすぎたのだ。他のドクターはマイペースでやっているので、気がつかない。そこはもうやっていられないので退職したが、それ以来治ることはなく、年々歳々状態は悪くなるばかりだ。このところ加齢もあり急速に悪くなって、全ての症例には対応できなくなってきた。歯磨き指導や歯周病検査のようなフリーハンド系は全くの苦痛でしかない。それどころか、絵も字も書けないし、ご飯を食べるのも難しい。常にアポイントはパンパンだし、休みも取れない状況になっていて、新規の患者の受け入れは困難になってる。通常のマッサージや鍼灸、姿勢矯正では効果がないもしくは悪化するので、ご家族が患者さんできてくれているテープを貼るだけの整骨院に行ったら、結構楽になる。やはり歯医者の仕事をやりすぎている。右手の親指と人差し指、体全体が右に傾いている。完全には治らないかもしれないとの診断。仕事をヤメるわけにもいかんだろうから、仕事はセーブして、なんとか日常生活ができる程度に回復できたらいいだろう、ということで時々その整骨院に通うことにした。そこの先生の診断治療法は独自のもので、指、腕、足の動きの悪さを診て、それを騙す?改善する?ところにテープを貼っていくというものだ。動きの悪さとは対角線上にテープを貼るようだが、いつもそうというわけではない。よくは分からないが、筋、腱、骨、内臓、内分泌の不調になった状態を本来の正常な状態に戻すというのか、思い出させるというのか、そんな感じに見える。僕にとって本来の状態というのはいつだったのか?歯医者の仕事を始める前の十代、二十歳代の手が自由に動いていた時代のことだろうと思って、気分だけでも当時に戻ることにした。実際にこのようなプラモデルを作ることは現状では苦痛でしかないのだが、頭の中で作るイメージトレーニングで、十代の頃の手が自由に動いた時代を思い出すことにした。