差し歯の末路1
60代男性、右下4、CK脱離、残根ご飯を食べていたら取れた、ということだったが、だいぶ前から2次カリエスで緩んでいたものと思われ、内部は黒い硫化鉄で覆われていたのでひどくはないが虫歯になっていた。通常、残根の場合、歯根内部が虫歯でまたポストを作ることができず(やたらポストにこだわっている)再治療は難しいので抜歯となる。しかし一々抜いていたのでは、こちらは入れ歯を作ったり修理したり面倒だし、患者も悲しい。でも再建する方法はある。虫歯の再硬化を狙って3MIX+α-TCPで根管充填、CRコア+ピンレッジで密閉し、型取り。流石に遊離端(端っこ)なので前の3番と連結固定を図る必要があるが、もう一度自分の歯で噛めるようになる。ピンレッジはCAD/CAM(機械)で作ることはできない。では時系列でどうぞピンレッジ+CRコア技工室作業口腔内セット