テーマ:転職・再就職(1121)
カテゴリ:悲しいコト辛いコト~(><)
昨日の夜、両方の上司に電話をして決めました。
結果は後にして、まず経路から。 お金、人、仕事内容、いろんなことを考えてるうちに 私は自分でもどうしていいのかわからなくなった。 あまりにわからなくなりすぎて、クジで決めようとか じゃんけんで決めようとか、本気で思っていた。 (実際、クジもじゃんけんも実行していた(笑) 前回の日記を書いた夜に、店に行き代理と話をした。 気持ちを決めて、事務所に入ると代理は(来たな)という顔をした。 「決めました」 パソコンで仕事をしていた代理は、振り向かず 「で?」と一言だけ私に聞いてきた。 「お世話になりました」 代理の背中に頭を下げながら私は言った。 「決め手の理由は?」 「パートナーになったとして、その後の自信がないんです」 「自信?」 「はい」 私は自分でパートナーになりたいパートナーになりたいと言ってたが 果たして実際になって、本当にちゃんとやれるのか? この前代理は一番早くて秋になると言った。 それは代理の転勤を意味しているのだ。 秋に新しい店舗が出来たら代理が転勤し、きっと書籍の経験もないような 新人社員がくる可能性が高い。 そうなると、たとえアルバイトでも経験の長い私がパートナーになり 社員の支えになるだろうというのだ。 でもそれって、とっても私にはプレッシャーに思えた。 私にはそんな力、本当はないんじゃない。 ツタヤを辞めて、新しいお店で一から始めたら・・・? リーダーとして研修を始めるわけだし、そこで私がイマイチだとしても 採用して下さった店長さんは(失敗か・・・・(^-^;) くらいに思ってくれるだろう(笑) そう考えると、私はツタヤを去るのが一番だと思ったのだ。 ずるいといえば、かなりずるい選択だ。 「ちょっと奥来て」 事務所の奥へ行ってそこから1時間くらい話をした。 内容は、パートナーといっても特別業務が増えるわけではない。 現に、唯一の携帯コーナーのパートナーも 特別何かしてるようには見えない。 月に一度の会議の時に出席しなければいけないが それも特別何か準備したりする必要もないし、パートナーが怒られることもないという。 パートナーとして必要なのは、業務よりはメンタル部分のケアをしてほしいといわれた。 それでも私は辞めようと思った。 時間がかなり遅くなったので、その日は帰ることにしたが 早いうちにあちらの店長さんに電話をしなければ。 でもなかなかその電話をする時間もないし、いつなら辞めてもいいと言われてない。 唯一、私の担当業務を誰かが引き継いだ後なら・・・とは一度言われた。 代理と話をしても、最後は「もう一度考え直して」で終わるからだ。 25日の月曜日。 店長さんに電話をもらって、ちょうど一週間。 もう今日こそ、いつで辞めていいという返事をもらわないと。 私は密かに自分の担当業務を今月入ったばかりのNさん。 その人に教えようと思っていた。 まだまだ全然仕事は覚えてはいないけれど、飲み込みが早いと思うし なんといっても覚える気がありそうだ。 一ヶ月、一ヶ月のうちになんとか教えなければ・・・・。 5時になり、終礼をした。 終礼が終わって、帰る支度をしたら代理に言おう。 一度売り場に戻り、その日の仕事を終えるべく整理整頓。 そこへ同僚が来てそっと耳打ちした。 「桜さん、あのなんか・・・」 「ん?どうしたの?」 「なんかNさん辞めたいって、代理に言ってるみたいなんですよ。 なんか私あっちに行きにくくて(^-^;)」 なんですってーーー!! それを言いに来た人は私が転職しようかどうか迷ってることは知らない。 あくまでNさんが辞めるってことを代理に言ってるというのを伝えに来ただけ。 えらいこっちゃ、先を越された(TT) その場に出くわしても気まずいので、少し時間をずらして売り場の裏へ行った。 「・・・・代理?」 そこには肩を落とした代理の姿があり、「もぉ、どぉしろってんだよ~~」 と今にも泣きそうな声を出している。 一瞬迷ったがここで迷っても同じことだ。 「今月いっぱいで辞めたいって言われたけど、それはできない。 お盆頃で、ってことで話はしたんだけどさ」 「・・・・私は?私はいつならいいの?」 「酒でも飲みに行きてぇ(TT)」 代理は現実逃避に走ったようだ(^-^;) その日は夜のバイトの時間もあり、そこで帰ることにした。 どうしよう、とりあえず店長さんには電話しないと。 待ってもらえるようお願いするしかない。 翌日仕事が休みだったので、ドキドキしながらも店長さんに電話をした。 「あの、なかなかいつ辞めていいと言ってもらえなくて。 もう少しだけ時間いただけませんか」 「う~ん。もう一般のパートさんの募集に入って お盆明けくらいには、一般パートさんの研修が始まるんですよ。 なので、あまり遅くなるようなら他の人の手前リーダーさんとしてはスタートできなくなっちゃうんですよね。 当然時給も前回お話した金額からはスタートできないです。 一般のパートさんから始まって昇給してってもらうしかないですね。 まぁ、桜さんの場合きっと経験もおありだし、上がっていけると思いますが 今ここでそれを約束するわけにはいかないんですよ」 当然のことだった。 もう私はがっくり力が抜けてしまった。 一週間もぐずぐずしていたからこんなことになってしまった。 「通常でしたら一ヶ月あれば辞めることができるというこですよね」 「はい、そうなんです。ただ昨日一人辞めると言った人がいて余計に・・・」 「私としては桜さんに来て欲しいとは思います。ただケンカ別れのようになってしまうのではないですか?」 「ケンカとまではいかなくても、あまりいい状態では辞められないかもです」 「ですよね。私の立場でこれを言うべきではないですが、そちらでもパート社員にしてくれるというならそうしたらいかがですか」 「・・・・お盆くらいでないとダメなんですよね」 「そうですね」 少し沈黙した後に店長さんが 「よし、いいでしょう。来月いっぱいでこれるというなら リーダーとしてお迎えしますよ」 「本当ですか?」 「では、明日もう一度上司にいってはっきりしてもらいますから」 「わかりました。では明日ご連絡お待ちしてます」 そしてその明日、が昨日27日だった。 代理は月に一度の会議があり、なかなか時間が取れそうもない。 そしてなんかここ最近の中で一番機嫌がいいように見える。 代理、とうとう許してくれたんだ。 今日も夜のバイトがあるし、終礼が終わったら言ってスッキリしよう。 あちらの店長さんは夜なら何時でもいいと仰ってくれたから バイト終わって、落ち着いた気分の時に電話しよう。 仕事をしてる時、新人ではないNさんに 「桜さん、お願い辞めないで下さい」と何度か言われた。 私は彼女の言葉だけは未だに信じられない面があったので (心の中では本当は辞めて欲しいと思ってるんじゃないの?)と思っていた。 とは思いつつ、本当だったらと少し胸が痛んだ。 「でも、今日がタイムリミットなの」とだけNさんに言っておいた。 夕方になり上司を見つけて話をしようとした。 「今日もうはっきりしないと、時間がなくて」 「うん、聞いた」 ・・・またNさんが喋ったのか(^-^;) まぁいいけどさ。 「(新人の)Nさんがお盆で辞めるのは、もう確定ですか?」 「うん」 「私は来月いっぱいってことでいいですか?手続き上の問題はないはずですよね?」 「ないけど・・・」 「私が辞めて、新しい人が入って仕事覚えるまで確かに大変かもしれません。でも・・・」 「大変なんてもんじゃって。というより、FさんもYさんもすぐじゃなくても辞めるって言い出しそうなんだよ。 桜さんが辞めることによっての影響力が大きすぎるんだよ。」 どんどん人が増えてきて、話ができない。 時間がどんどん迫ってくる。 最後は遅番のスタッフに長話を始められて、私は代理に「では」 という言葉も言えず店を出るしかなかった。 寿司屋のバイトをしながら考えた。 私の影響力? 代理はさっきそう言った。 確かにFさんは私が辞めたら仕事を探すと言っていた。 Yさんは元々私の紹介で入ったし、どうやらあまり長続きしそうには見えない。 Aさんは新婚さんで、もし妊娠しても桜さんがいるなら産休という形で休んでまた戻ってきたいですと以前話してくれた。 じゃ、私が残ったらFさんもとりあえずは残ってくれて Aさんは赤ちゃんができても、産休をとって戻ってくれるんだ。 9時に仕事を終わり、車に乗ってから店長さんに電話をした。 「夜分遅くに申し訳ありません」 「いえいえ、こんばんは。」 「あの、やっぱり色々考えたんですがツタヤに残ってがんばることにしました。長々と迷っていて申し訳ありませんでした」 「そうですか・・・。わかりました。今回はご縁がなかったということで」 「はい、また機会があったらお願いしたいと思います。 今回は申し訳ありませんでした」 少し後悔のためなのか、涙がにじんできたが車の運転し家へと向かった。 家はとても近いので、3分くらいで着く。 あ、もう一人電話しないといけない。 メールで済ませてはいけない。 「もしもし」 「もしもし、今大丈夫ですか」 「うん、大丈夫だよ。俺も今メールしようと思ってたんだ」 「さっきは急いで帰ったので途中で話が終わってしまって。 今、あちらの店長さんに電話しました」 「そっか・・・」 「あちらをお断りしました」 「えっ!!!断ったーーーー?」 「はい。いろいろグズグズ悩んでお騒がせして申し訳なかったです。 明日とあさって連休なんで、気持ち切り替えてまた頑張ろうと思うので よろしくお願いしますm(__)m」 「そっか!そっか!うん、こちらこそよろしくね。 そうなったら、後悔しないためにも早くパートナーにならないとね。掛け持ちで体も大変だとは思うけどさ」 「はい」 話をしていてつい泣いてしまったのだけど 代理の声もなんとなく半泣きみたいな声に聞こえて、それで私はなんかもうボロ泣きしてしまって、あまり会話にならず(^-^;) なんか自分でもお騒がせだったなーと反省しました。 最後の最後で決めたのは、「桜さんが辞めると影響力が大きいんだよ」 この一言でした。 ダンナには、自分のことだけを考えろといわれていた。 辞めた後のことを考えていたらきりないんだから、と。 確かにそうだったんだけど、私を頼ってくれる後輩がいて 私がそれを嬉しいと思え、やりがいを感じることができるなら それも私のためだったのではないか。 他にも考えたことはあり、金銭的なことを考えた。 新しい職場でかけもちが許されるかわからないし 新店舗オープンとなると、時間も何時になるかわからない。それで夜のバイトにいけなくなり収入が減るのも困る。 いずれ給料があがる可能性があるとはいえ、上がると決まったわけではない。 土日休めるのだって、よくて月に一度。 今みたいに、月に何度もなんて絶対無理。 ツタヤが家からたった1キロで、最悪歩いていけるのに比べて 新しいお店はばかみたいに遠くはないが、やはり通勤時間の差は比ではない。 朝疲れているからと、二度寝することもできなくなるだろう。 実際どこの部門かも聞かされてなかったので 本当にお魚やさんになっちゃかもしれないし。 腰が悪いので、重くて冷えるお魚やさんは実際キツイ。 臭いも半端じゃないだろうし、やっぱり魚の目ってちょっと怖い(;_;) お金、人、仕事内容、通勤。 いろんな事を考えた結果がこれだった。 全く後悔がないと言ったらウソになる。 でもそれは逆の答えを選択しても同じだった気もする。 昨日の電話でボロ泣きしちゃったので、次に代理に会う時は少し都合悪い気分だ。 今日と明日、ゆっくり休もう。 前回アドバイスくれたマトさん、たららさん、usaちゃん、ありがとうございました。 またあさってから頑張ります(≧_≦)/ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年07月28日 22時31分48秒
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