2005/05/21(土)17:54
あの日雨が降っていなかったら・・・、
大学時代の友だちと会った。
終始「あの頃は楽しかったねぇ~」と話していた。
当時は、怖いもんなし、夢と希望に溢れ、
なりふり構わず、好きなことをやって暴れまくっていた。
一般の”花の女子大生”とは程遠い。
きったないスニーカーを履いて、
(何しろ、大学までの道のりは泥道だったから・・・)
毎日ジーパン、何故か変な髪形。
モノづくりをしていたためにキャンパスは”つなぎ姿”でウロウロ・・・。
思い出すと本当にオカシイ。
当時の写真を見ると、まるで妖怪みたい(笑)。
だけど、どのシーンを回想しても、私たちは笑顔なのである。
人生でイチバン楽しかった時期だったかも知れない。
そんな素敵な時間を送れたのも、今日会った友だちと出会えたからと言える。
大学入って1ヶ月目くらいかな。
キャンパスをウロウロ歩いていたら、お天気雨が降ってきて、
偶然そこにいたその子が、「入る?」とカサに招いてくれた。
雨の日に出会ったのにも関わらず、
お天気雨だったから思い出すシーンはとても明るくて楽しい。
飲んでいる途中でその子がぼっそりと言った。
「あの日、雨が降っていなかったら、ウチらはこうしていないかもね」
何だか、安い歌詞のようにも聞こえるかも知れないけど、
私の胸にはガツンと響いたセリフだった。
確かにあの雨が私たちを出会わせてくれた。
どうしてもクサイ文言にしか見えないけれども、事実だから仕方ない(笑)。
雨ってなかなかいいもんかも知れない。
雨が降って憂鬱になりそうな日は、その言葉を思い出してみようと思う。
余談だが、
ウチの兄とその彼女も、雨が降った日にカサを貸したことがきっかけで付き合い始めて、
もう7年になる。