2006/06/22(木)18:11
Gargoyle(ガーゴイル)
英国各地の教会や大聖堂、貴族の館等の建造物を見ると、屋根近くによく彫刻のようなものが突き出ているのを発見します。 何の意味があるのだろう?!と不思議でした。皆さんもきっと海外に行くと屋根近くの彫刻を見かけた事ありますよね?!
この恐ろしい容姿の彫刻はガーゴイル(Gargoyle)と呼ばれています。(たまに笑ってるような顔の彫刻も発見しますが )
ガーゴイルは石で作られている彫刻で、怪物や想像上の動物また悪魔のような顔であったり人間の顔をしていたりいずれもグロテスクでちょと怖い顔をしています。
建物の守護神として飾られたという風に言われていますが。
日本でも似たようなものがありますよね、寺院の山門には仁王様がいたり・・・
高いところに飾られているのはヨーロッパでは悪魔は空を飛んでやってくるのでこのガーゴイルは人間向けというより悪魔向けのようです。
人間の能力を超えたものを飾ることにより守ってもらうという発想はどこでも同じなんですね。
悪魔でもう一つ思い出すのが、以前TVで「Rosemary bayby」という悪魔をテーマにしたカルト系アメリカ映画がやっていました。「悪魔の映画??!」と私は最初バカにしていたのですがこれまたなかなかの映画だったのです。日本語タイトルだと「ローズマリーの赤ちゃん」になるのでしょうか?!この映画を見た後実際悪魔を信じているカルト集団が存在すると聞いてちょと怖くなっちゃいましたが・・