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2004.06.05
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カテゴリ:音楽
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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━VOL.7▲△▲△▲
■私の好きな曲7、~バグルスの「ラジオスターの悲劇」 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□
【アーティストの略歴】
バグルスは英国で結成された当時流行ったテクノっぽいサウンドを得意としていたデュオだ。メンバーはトレバー・ホーン(ベース、ボーカル)とジェフリー・ダウンズ(キーボード)が中心で、その他は誰だか知らないがバックには今では映画音楽界の売れっ子のハンス・ジマーも在籍していた。
グループは1980年に先述の二人がそのまま、メンバーが抜けたイエスに加入。バグルスは自然消滅の道を辿った。
ジェフリー・ダウンズはその後エイジアでも活躍、トレバー・ホーンはプロデューサーに転向してグラミー賞も獲得した。最近ではロシアの我侭非常識デュオのタトゥーのプロデュースも手がけた。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【この曲について】
□この曲は純粋に私がこの曲を聴いて以来愛してやまない大好きな曲だ。今回の企画にあたって第七弾でやっと登場した。
この曲に最初に出会ったのは大学に入学した年で、FMを通して何度も耳にしてその都度必死になって聴いて歌詞を聞き取っていた。この曲は残念ながら米国ではヒットはせずに、英国、日本とオランダでヒットしただけで世界的には無名に近い曲だ。
だがこの曲はその内容が後のMTV時代到来を予感させるし、事実MTV放送の一回目はこの曲から始まった。今ならビデオに替わってネットやDVDがその役目を果たしていると思うのだが、考えすぎかな?。
■曲の構成(4分12秒):
0~0分14秒:この曲の印象的なイントロが入る。シンフォニーの様なオープニングだけど、よく耳を澄まして聴いていると微妙にバックの演奏にメリハリを利かせている。
0分15秒~3分22秒:ここからトレバー・ホーンのボーカルが入る。彼の声はこの曲のタイトルにあるように、まるでラジオのスピーカーから流れてきているように少し曇った感じの声を表現している。彼のボーカルにバックの女性コーラスが所々加わる。女性の声はOh,Ohの部分とVideo Killed The Radio Starのコーラス部分を担当している。澄んだ声の女性とトレバー・ホーンのどこか曇った声が対照的で面白い。途中の間奏では各楽器のパートがはっきりと聴こえるのも細かいがしっかりとしたアレンジがなされている。ジェフリー・ダウンズのキーボードがバックで華やかさを曲に加えている。
3分22秒~ラスト:一端ボーカルパートがF.O.(フェードアウト、徐々に音が小さくなっていくこと)されていく。そして再び今度はF.I.(フェード・イン、さっきの逆)されてシンフォニーの様な演奏があって、女性の声のOh,Ohがこだましていきながら曲は終わる。
△曲の構成は大まかに見れば上記の様になるが、細かく聴いているとこの曲は非常によく構成されている。メロディー・ラインがしっかりしていて、とてもポップで華やかな部分と陰な雰囲気が見事に重なり合っている名曲である。
▲この曲の歌詞はその通りで、ラジオスターがビデオ(後のMTV)の普及で出番が減った事を嘆いている。今だったらビデオではなくてDVDかネットかな?。
この曲の最後の部分はこんな歌詞で締めくくられている。
PICTURES CAME AND BROKE YOUR HEART,PUT THE BLAME ON VTR
(映像化が進んだおかげで、貴方の(ラジオスターの)心はずたずたにされてしまった、そんなビデオ(VTR)に文句の一つでも言え)

歌詞カードには和訳は無いが、大体意訳するとこういう風になる。その他にも貴方の書いた曲が最新テクノロジーの機械によって書き直された、そんな貴方の悩みは痛いほど分かる。こんな下りもあるので、これでこの曲の意味を理解していただいたかな?。
○この曲にはちゃんとPVも制作された。PVは如何にも低予算ビデオで、スタジオでの演奏シーンに歌詞にあわせた映像が挿入される当時ではお馴染みのパターンだ。だがそんな中にも物質文明の侵入をさり気無く風刺して、この曲のメッセージをアピールしている。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━【ヒット・チャート、賞】
最初の略歴でも述べたように残念ながらこの曲は米国では全く無視された。二人がイエスに加入してコンサートで米国を廻っていた際に、イエスの曲の合間にこの曲のワンフレーズを挿入したけが慣習の反応は全くなかったそうだ。
でもヒット状況とは関係なくこの曲は日本ではヒットして、私同様にこの時代を生きてきた人の心には染み込んでいるだろう。
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【最後に】
この曲は二人の共作にブルース・ウーリーなる人物が加わっている。彼のバージョンもチラッと聴いたことがあるが、バグルスのバージョンには遠く及ばない。それはやはりトレバー・ホーンの制作能力が大きく生かされていたからだと私は思いたい。
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【編集後記】
日本では根強い人気のあるバグルスの名曲を取り上げましたが、如何でしたか?。私はこの曲を聴くたびにこれは旋律も歌詞もアレンジも演奏も含めて、全てが見事にはまった名曲だと位置づけています。

最後まで、お付き合い頂きありがとうございました。次週もお楽しみに。






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Last updated  2005.09.04 01:34:01
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