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2005.10.29
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カテゴリ:音楽
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enya

【エンヤについて】
アイルランド出身のエンヤはチョッと変った?アーティストである。両親が音楽関係の仕事をしていた影響と、父の経営するパブで連夜繰り広げられるアイルランドのトラッド音楽を耳にして成長したようである。
18歳で大学に進学したエンヤは、クラシックとピアノを習うようになる。18歳で在学中にバンドの一員としてピアノやシンセサイザーを担当していたそうである。
バンドは2年ほどで辞めて、その後知り合ったエンヤのアルバムのプロデューサーであるニッキーとローマのライアン夫妻の協力でソロ活動に専念する。TV番組用のBGMを作りアルバムとしてリリースしたところこれが好評を博し、「オリノコ・フロウ」が収録されているアルバム「ウォーターマーク」が事実上のデビューアルバムとなる。このアルバムがヒットしてからのエンヤは寡作ながら、毎回質の良いアルバムを制作し来月末には待望の新作がリリースされる。
【この曲について】
1988年と言えばジョージ・マイケルがシングルでヒットを連発し、年間チャートでもシングルとアルバム双方で1位を獲得するなど大活躍をした年だった。
そんなまだまだポップス全盛期でありながら、ポーラ・アブドゥルやジャネット・ジャクソンが売れ始めてきて徐々にダンス音楽もチャートをにぎわせていた。
エンヤはそんな時代に、全くそうした音楽とは一線を画した音作りで最初この曲を聴いたときの印象は『こんな音楽があるのか?』と正直に思った。『こんな音楽』とは彼女の特徴である、「全ての楽器を演奏する」「バンド形式に捉われない」「エコーを多用する」「トラッド的であり多少宗教的でもある」「英語とケルト語を歌詞に使う」音楽は他には例を見なかった。
今でもエンヤに続くアーティストは出て来ないし、こうしたサウンドを他人が追随するのは困難だろう。
ではこの曲はどうだろうか?ここまで語られなかった歌詞について探ってみる。タイトルは南米を流れる大河オリノコ川の事だ。だが、エンヤのこの曲ではタイトルが意味を持っているとは思えない。韻を意識して歌詞を書いているのは明らかだ。
例えば歌詞を順番に解析すると、「reachに対してbeach」「reachに対してbeach」「bissauに対してpalau」「fijiに対してtiree」「peruに対してcebu」「steerに対してnear」「sighに対してgood bye」。これは歌詞として解釈していくと、特に大きな意味はない部分もある。例えば「ペルー(南米)からセブ(フィリピン)」「バリ(インドネシア)に対してカリ(カリフォルニア)」「ビサウ(西アフリカ)からパラオ(ミクロネシア)」が意味があると思えるだろうか?エンヤは旋律作りを優先し、その旋律にあった歌詞を書き加えていくのではないだろうか?一人で演奏をして何度も何度も気の遠くなるような音の積み重ねを経て、あの彼女にしか出せない独特の世界を構築し演じている。
そんな彼女の弱点?は、こうしたサウンドをステージで一人で披露するのは不可能に近い。オーケストラをバックに付けても果たしてCDと同じ音が再現出来るのか?
エンヤがワールドツアーを大々的にしたという話は一度も聞いたことが無い。確か日本のテレビ局を通じて彼女が歌っていたが、残念ながら「口パク」だった。
彼女のサウンドが多くのリスナーの心を癒し続けているのは事実である。9・11で多くの犠牲者を出した同時多発テロ直後に、アメリカでも彼女の音楽が多くの人たちから自然発生的にリクエストされCDが購入されて一時ヒットチャートを駆け上っていた。
寡作のエンヤだが、来月に待望の新作が発売される。毎回質の高い独特の音楽でファンの度肝を抜いているが、今度はどんな音楽で我々を楽しませてくれるのか大いに期待したい。

【バック・ナンバー】
1.ボズ・スキャッグス「We Are All Alone(二人だけ)」(1976)
2.ポール・マッカートニー&ウィングス「Band On The Run」(1973)
3.レッド・ツェッぺリン「Stairway To Heaven(天国への階段)」(1971)
4.ロバータ・フラック「Killing Me Softly With His Song(やさしく歌って) 」(1973)
5.イーグルス「Hotel California」(1976)
6.クイーン「Bohemian Rhapsody」(1975)
7.バグルス「Video Killed The Radio Star(ラジオスターの悲劇)」(1979)
8.ビリー・ジョエル「Tell Her About It(あの娘にアタック)」(1983)
9.ザ・シュープリームズ「You Can't Hurry Love(恋はあせらず)」(1966)
10.ア~ハ「Take On Me」(1985)
11.ボビー・コールドウェル「Special To Me」,「What You Won't Do For Love(風のシルエット)」(1978)
12.デレック・アンド・ザ・ドミノス「Layla(いとしのレイラ)」(1972)
13.エア・サプライ「Lost In Love」(1979)
14.クリストファー・クロス「Sailing」(1979)
15.マイアミ・サウンド・マシーン「Conga」(1985)
16.ジョン・レノン「Jealous Guy」(1971)
17.10CC「I'm Not In Love」(1975)
18.シャニース「I Love Your Smile」(1991)
19.マライヤ・キャリー&ボーイズ・2・メン「One Sweet Day」(1997)
20.ワム!「Last Christmas」(1984)
21.スパイロ・ジャイラ「Morning Dance」(1979)
22.ジノ・ヴァネリ「I Just Wanna Stop」(1978)
23.ランディ・ヴァンウォーマー「Just When I Needed You Most(アメリカン・モーニング)」(1979)
24.シャーデー「Smooth Operator」(1984)
25.エンヤ「Orinoco Flow」(1988)

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Last updated  2005.10.30 00:20:14
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