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カテゴリ:音楽・ザ・ビートルズ
ポール・マッカートニー(63)と、元モデルで地雷廃止運動家の妻へザーさん(38)は17日の共同声明で、2人が離婚することを決めたと発表した。声明は理由について「(2人の)私生活が絶えず侵害されたことで普通の関係を維持することが困難になった」と説明している。2人は02年6月に結婚。翌年10月には女児のベアトリスちゃんが生まれていた。
ポールは98年に前妻リンダさんを乳がんで亡くした後、へザーさんと知り合い再婚。へザーさんは93年に交通事故で左足を切断後、モデルの仕事をやめて地雷廃止運動に取り組んでいる。 今回の離婚劇で当然注目されるのは慰謝料の額だが、ポールの女王を上回る1600億円以上とも噂される資産の運用にはリンダの実家イーストマン家が大きく貢献した。4年間のポールとへザー夫人との結婚で得た収入の半分を持っていくのなら納得するが、ポールの資産形成にヘザー夫人が貢献したとは思えないので、余りしゃしゃり出ると世界中のポールファンの反感を食うだろう。 ポールにとって自分の愛娘と歳の近い後妻との関係は、生前のリンダ夫人との間で築いた関係の様には行かなかった。ポールより1歳年上だった故リンダ夫人は、ポールのもつ「天才音楽家」としての面と一人の男としての「幼児性」を上手くコントロールしていた。しかし音楽界に疎い後妻へザーでは、やはりポールの持つカリスマ性を理解し支えるには若かったと言うことだろう。声明の中にある「私生活が絶えず侵害された」とあるが、ポールのような世界的著名人ともなれば静かな私生活などあり得ないことは容易に想像できる。それでもポールは音楽活動をしていないときは、スコットランドの農場を含め欧米に点在する別宅などでノンビリと暮らしている。 ポール曰くへザー夫人はビートルズ時代の曲も良く知らず「Get Back」も知らなかったそうだ。ミュージシャン・ポールを間近で見ていたリンダとの違いはそうした所でも明らかだ。ポールを自分の取り組む「地雷廃止運動、動物毛皮禁止」などへの活動に利用したのではないだろうか?ポールへのリスペクトが足りなかったのと同時に、やはりリンダの役は彼女には無理だったのでしょうね。 ミュージシャンとしてのポールは、そういう環境に慣れておりスタジオに居ることで落ち着きや安らぎを得ることが出来るだろう。だが「元モデルで地雷廃止運動家」の38歳の女性には、幼い子供とポールの世話?は重荷と感じたのだろうか。 今回の離婚発表で、やはりポールはリンダを今でも愛し必要としているのだろうな~。 人気blogランキングへ [今日の主なBGM]━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 1.Various Artists/Island Classics 2.George Harrison/Gone Troppo お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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