2008/01/30(水)07:23
清原開幕絶望!左ひざ状態悪化で手術へ
オリックス・清原の開幕戦(対ソフトバンク)出場が絶望となった。清原は21日、都内の病院で古傷の左ひざの検査を受け、28日に関節内をクリーニングする内視鏡手術を受けることが決定。入院、リハビリに時間を要することから、プロ入り以来3度目となる開幕2軍スタートは確実となった。
検査後、球団を通じて「首脳陣、ドクターと相談し、手術をして万全の状態でグラウンドに立つ決断をしました。リハビリ、練習をしっかりやって、一刻も早く復帰しチームに貢献したい」とコメント。
今キャンプは左ひざへの負担を考慮し、初日から完全別メニュー。コリンズ監督も清原の実績とプライドを尊重し「開幕4番DH」起用を明言していた。しかし、左ひざの状態は一向に改善されず、逆に悪化したことで「少しも光が見えない」と19日にチームを離れ、検査のために帰京していた。
ここ数年、オフになると体の手入れと称して様々なトレーニングを敢行しているが一向に成果は上がらない。やはりそれ以前に暴飲暴食が祟ったのだろう。西武時代は厳しい練習があったが、巨人移籍以降は練習の質も量も減りそのツケを今払っている最中である。
手術後は神戸でリハビリを行う予定。全治は未定だが、清原は「ファンの方々の前で全力でプレーするには、まずケガを治すことを優先したい。(手術により)これで希望の光が見えてきた」と早期復帰への意欲を見せた。
左ひざの手術は一昨年の巨人時代の8月にも受けた経緯があるが、軟骨などに異常がなければ内視鏡手術は簡単なクリーニング手術なので完治まで長期化は避けられるだろう。「交流戦までには復帰できるように頑張ります」と5月下旬の交流戦復帰を目指しリハビリを行う。コリンズ監督も「チームのことを第1に考えて敬意を表すべき決断」とコメント。左ひざをもう1度“リセット”して現役生活最後のシーズンに賭ける。
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