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KINTYRE’S   DIARY~旧館

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2007.11.13
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カテゴリ:アメリカ映画
81.キングダム-見えざる敵-
■原題:The Kingdom
■製作年・国:2007年、アメリカ
■上映時間:110分
■鑑賞日:10月29日、新宿グランドヲデオン座(歌舞伎町)
■公式HP:ここをクリックしてください
キングダム.jpg
□監督:ピーター・バーグ
□脚本:マシュー・マイケル・カーナハン
□製作:マイケル・マン、スコット・ステューバー
□製作総指揮:マリー・ペアレント、スティーヴン・シータ、サラ・オーブリー、ジョン・キャメロン
□撮影:マウロ・フィオーレ
□編集:ケヴィン・ステット、コルビー・パーカー・Jr.
□衣装デザイン:スーザン・マシマン
□音楽:ダニー・エルフマン
キャスト

◆ジェイミー・フォックス(ロナルド・フルーリー)FBI捜査官で事件解決に向けて自らリーダーとして乗り込んでいく
◆ジェニファー・ガーナー(ジャネット・メイズ)FBIの法医学調査官
◆クリス・クーパー(グラント・サイクス)FBIの爆発物専門家
◆ジェイソン・ベイトマン(アダム・レビット)FBIの情報分析官
◆アシュラフ・バルフム(アル・ガージー大佐)FBI捜査官たちの現地での案内役だが、でFBIと捜査方法で対立するのだったが...
◆ジェレミー・ピヴェン(シュミット)アメリカ大使館首席公使だが、FBI捜査官の入国を歓迎しない
◆ダニー・ヒューストン(ギデオン・ヤング)司法長官としてFBI捜査官派遣に難色を示す
◆リチャード・ジェンキンス(ロバート・グレース)FBI長官として捜査官の現地派遣を主張しヤングと対立する

【この映画について】
本作は1996年に実際にサウジアラビアで起きたホバル・タワー爆破事件をヒントに、監督のピーター・バーグ、脚本家のマシュー・マイケル・カーナハンらが作成したオリジナルの脚本で、ハリウッド史上初めてサウジアラビアの真実に迫る。
アカデミー賞ノミネート経験のあるマイケル・マンが映画に惚れ込みプロデュースを手掛け、UAE、ワシントンそしてアリゾナ砂漠でロケを敢行した。
4人のFBIスペシャリストを演じるのは、「レイ」での見事な演技が記憶に新しいオスカー俳優ジェイミー・フォックスを筆頭に、同じくベテラン・オスカー俳優のクリス・クーパー、ジェニファー・ガーナー、ジェイソン・ベイトマン。更に、パレスチナ人俳優アシュラフ・バルフムが民族の違いを超えて任務への忠誠心を共有するサウジ警察の警部に扮する。
【ストーリー】(ネタばれなし)
ワシントンDCのある小学校。父母参観日で両親が見守る中、6歳のケヴィンが様々な写真を見せながら自分や家族について発表している。そんな時、父親のロナルド・フルーリーの携帯が鳴る。サウジアラビアにある石油会社の外国人居住区で自爆テロ事件が発生したのだ。
死者100人以上、負傷者200人以上。犯人はサウジ警察の制服を着ており、捜査に向かったFBI捜査官のレックスとフランも死亡したと伝えられる。
同僚の死を知り涙ぐむ法医学調査官のジャネット・メイズ。爆発物専門家のグラント・サイクスが爆発の規模を説明し、軍が使用する高性能爆弾が使われたと推測する。情報分析官のアダム・レビットはFBIが現地に行くべきだと主張する。フルーリーはサウジ基盤のアルカイダ・メンバー、アブ・ハムザの仕業だと推察。フルーリーは司法長官に、FBIも協力してアブ・ハムザを捕らえるべきだと直訴するが却下されてしまう。
そこでフルーリーはワシントン・ポスト紙の記者を介して駐米サウジ大使と密かに会い、サウジの大物によるテロ資金調達疑惑をちらつかせ、自分を含めた4人のFBIチーム(フルーリー、サイクス、レビット、メイズ)を現地捜査に派遣できるよう取り計らいを要求。大使は捜査期間を5日間、そして常にサウジ警察が同行するという条件で許可する。
サウジのプリンス・スルタン空軍基地。サウジ国家警察のアル・ガージー大佐に出迎えられたフルーリー達はそのまま爆破現場に連れて行かれその余りにも凄い爆発のの勢いに愕然とするのだった。
翌朝。フルーリーらはアル・ガージー大佐から「証拠に触らない」等、いくつかの条件を言い渡され、捜査は始まった。たった5日間という短い捜査日程の中で身動きが取れず、苛立ちを募らせるフルーリーたち。
新たに指揮を任されたアル・ガージー大佐の下で本格的な捜査が始まった。
爆発には盗まれた救急車が使われたこと、救急車があった病院には自爆犯の兄弟が勤めていることが明らかになる。フルーリーらは直ちに兄弟の居場所を特定して急襲、その場にいた全員を射殺する。部屋にはイラク戦争の有志同盟の英国、イタリア、日本大使館の写真があったが、首謀者は見つからない。その帰途、フルーリーらの車が襲撃され、レビットが連れ去られてしまう。爆破の首謀者たちは捜査の停止を求めレビットを人質にしたのだ。
FBI捜査チームは必死になってレビットの行方を追跡し、遂に狭い路地がひしめき合う住宅地でレビットを連れ去った車を発見する。
アル・ガージー大佐も当初は捜査上の行き違いからFBIチームとギクシャクしていた関係も、何時の間にか心が通じ合うようになっていくのだったが...。
さて、ここから先は核心に迫って来るのでポイントだけを書く。
1.フルーリーは犯行がなぜ「アブ・ハムザ」によるものと判断したのか?
2.FBI長官と司法長官の会談でFBI側の主張が受入れられなかった理由とは?
3.サウジ側がFBI捜査官を受入れるのを渋った理由とは?
4.FBI側の捜査手法は果たしてサウジ側に受入れられるのか?
5.FBI側がサウジ側に捜査協力を訴えた相手とは?
6.レビットを連れ去った犯人をFBIチームは突き止められるのか?その意外な潜伏先と犯人側の意外な年齢構成とは?
7.アル・ガージ大佐とフルーリーらは如何にして打ち解けていったのか?

などを中心に是非映画館でご覧下さい。
【鑑賞後の感想】
「9.11」以降、テロ事件を想起させるような作品が続々と作られるようになってきた。この映画もそうした流れに乗って製作されたハリウッド映画のなかで、ストーリーを検証してみるとただ単に「テロリスト憎し」「アメリカは強い!」と言った単純なメッセージに終始していなかった点は買ってもいい。
本作では事件の発祥はアラブの盟主サウジ・アラビアの外国人居住地区という狭い空間でアメリカ人を標的に勃発して「自爆テロ」である。
事件に敏感に反応したFBIと同盟国でもあるサウジ側のプライドを考慮し、政治的に穏便に解決を図りたい司法省側との対立からスタートしてことで「テロリスト対アメリカ」の構図を描いていないというメッセージを冒頭から発したのは良かった。
冒頭からテロリストの行方を徹底的に追うFBIという構図では観客は今更乗ってこないだろう。
その構図からここではFBI捜査官がサウジ側と捜査手法の違いに戸惑いながらも、捜査のプロでもあるFBI側のやりかたにサウジ側も徐々に敬意を表するようになる。サウジ側は自分らのメンツを保てる範囲でFBI側に協力するのだが、その過程でFBI側のフルーリーとアル・ガージー大佐が宗教観の違いなどを乗り越えて絆を深めていく流れは良かったと思う。
ラストは折角両者が絆を深めていったのに残念な結果になるのだが、それはストーリーの流れとしては自然であり違和感は特に無かった。
アカデミー賞授賞俳優のジェイミー・フォックスは、「レイ」での演技以来どうしてもそれを超える演技は出来ていない。しかし、アカデミー賞授賞俳優の威光があるのかヒット作や注目作への出演が続いている。今度はどういう作品への出演なのか当分注目したい人物だ。
【自己採点】(100点満点)
77点。宗教観や文化の違いを乗り越えていく過程は評価したいが、その反面犯行に至るまでの描写に一工夫欲しかった。

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Last updated  2007.11.24 00:42:21
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