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KINTYRE’S   DIARY~旧館

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2008.03.10
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カテゴリ:ヨーロッパ映画
22.潜水服は蝶の夢を見る
■原題:Le Scaphandre et le Papillon
■製作年・国:2007年、フランス=アメリカ
■上映時間:112分
■鑑賞日:2月16日、シネマライズ(渋谷)
■公式HP:ここをクリックしてください
潜水服は蝶の夢を見る.jpg
□監督:ジュリアン・シュナーベル
□脚本:ロナルド・ハーウッド
□原作:ジャン=ドミニク・ボービー
□製作:キャスリーン・ケネディ
□共同製作:レオナルド・グロヴィンスキ
□製作総指揮:ピエール・グリュンスティン、ジム・レムリー
□編集:ジュリエット・ウェルフラン
□撮影:ヤヌス・カミンスキ
□衣装:オリヴィエ・ブリオ
□美術:ミシェル・エリック、ローラン・オット
□音楽:ポール・カンテロン
□音響:ジャン=ポール・ミュゲル、フランシス・ヴァルニエ、ドミニク・ガボリオ
キャスト


◆マチュー・アマルリック(ジャン=ドミニク・ボビー)元雑誌の編集者
◆エマニュエル・セニエ(セリーヌ)妻
◆マリ=ジョゼ・クローズ(アンリエット・デュラン)言語療法士
◆マリナ・ハンズ(ジョセフィーヌ)ジャンの元恋人
◆オラツ・ロペス・ヘルメンディア(マリー・ロペス)理学療法士
◆アンヌ・コンシニ(クロード)ジャンの本を出版することになる編集者
◆マックス・フォン・シドー(パピノー)ジャンの父

【この映画について】
ファッション誌「エル」の編集長として活躍する人生から一転、或る日突然息子の目の前で脳梗塞(こうそく)左目のまぶた以外の自由が効かなくなってしまった男の実話を映画化。
原作は主人公のジャン=ドミニック・ボビー(通称:ジャン=ドー)自身が20万回以上のまばたきでつづった自伝小説。
当初はジョニー・デップ主役で構想が練られていたが、フランス人俳優を起用することで彼の起用は見送られた。
アカデミー賞では監督賞、脚色賞、編集賞、撮影賞の主要4部門でノミネートされたが、残念ながら受賞は逸した。
【ストーリー】(一部ネタばれあり)
ジャン=ドミニクは目覚める。そこは病室。自分が脳梗塞で倒れ、運び込まれたことを徐々に思い出す。
しかし、自分の言葉が医師にも看護婦にも見舞いに来た家族にも全く通じない。その上身体全体も動かない。唯一、動くのは左眼のまぶただけになっていた。一方的に話しかけてくる医師から彼は自分の症状が、「ロックト・イン・シンドローム(閉じ込め症候群)」(無動、無言であるが、意識は鮮明であり、眼球運動や瞬きが保たれている状態のこと)であると知った。
つい先日までは、人生を謳歌し、ELLEの編集者として活躍していたドミニク。妻と三人の子供がいながらも女性関係には忙しかった。
言語療法士のアンリエットは彼の左まぶたが動くのに気づき、次第に彼の希望は明日へと向かっていく。「はい」は瞬き1回、「いいえ」は2回。次の段階はアルファベット表を彼女が独自に作成したものに従って読み上げる。彼は徐々に文章を作成出来る様になる。
そしてある日、編集者のクロードがやってきて、ドミニクに自伝を書くように勧める――。
気の遠くなるような瞬きで彼が綴った自伝とは...。
【鑑賞後の感想】
この映画で描かれている話は実話なんですね。映画で描かれているジャン=ドーの人生って、彼が脳梗塞を患ってからの話に焦点が当てられていた。
下手に彼の人生全てを追って、あれやこれやとサイドストーリーを盛り込むより、こうして、病気を患ってからの彼の苦悩や家族の彼に対する接し方を見ていて胸にジーンと来るものがある方が多いと思う。

ジャン=ドーが言語療法士の助けを借りて、瞬きだけでも何とか自らの意思を伝えようとするその涙なくしてみれないような努力は凄いですよ。彼は病気前は雑誌の編集者として、自分の気の向くままの生活をしていて家族も少なからず犠牲にしていた。
ところが自分がこうした病に倒れたことで、彼は家族の大切さとか有り難さを身に沁みて分かったのだと思う。彼が瞬きで伝えた一言一言に重みを感じたが、あるワン・シーンだけはどうしても理解出来なかった。

ジャン=ドーが病室の電話機をスピーカーにして、家族には内緒の存在の女性と「会話」をするのだがその場に居合わせた家族の複雑な表情。彼は一体何を考えていたのか?家族のありがたみを感じていた筈なのに、これでは家族特に妻はやりきれないのではないだろうか?
果たしてこのシーンが必要なのかは別として、実話に基づいた作品なのでやはり現実にこうした「会話」があったということなのだろう。

ジャン=ドーがこの後、どういう人生を送ったのかはラストで字幕でサッと知らされた。余韻を残してこの映画は終わった。
【自己採点】(100点満点)
82点。主役のマチュー・アマルリックは難しい役を見事に演じていた。主演男優候補に挙げてもいいとも思える演技だった。

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Last updated  2008.03.25 07:52:04
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