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2008.04.22
テーマ：光市母子殺人事件について(2)
カテゴリ：時事・ニュース 国内
山口県光市で１９９９年４月、母子を殺害したとして殺人などの罪に問われた当時１８歳の元少年、福田孝行被告（２７）に対する差し戻し控訴審の判決公判が広島高裁であった。 楢崎康英裁判長は「身勝手かつ自己中心的で、（被害者の）人格を無視した卑劣な犯行」として、無期懲役とした１審判決を破棄し、求刑通り死刑を言い渡した。 福田被告が差し戻し審で展開した新供述を「不自然不合理」と退け、「１、２審は改善更生を願い無期懲役としたのに、死刑を免れるために供述を一変させ、起訴事実を全面的に争った」と批判した。 弁護側は即日、上告した。 本村さんは、報道陣から一斉にフラッシュがたかれる中、無言で会見場に着席した。目をつぶり、じっと約10秒うつむいた後、まっすぐに前を見据えた。 傍聴席で聞いた判決文について「高裁の見解はまっとうで、正しい判決と思う」と評価。「一つのけじめが付いたのは間違いない」とし、できるだけ早く妻子の墓前に報告すると話した。弥生さんの母親には裁判所の控室で「長くかかりご苦労を掛けました」と言葉を掛けたという。 元少年に対しては「胸を張って死刑を受け入れて。罪を認め、残りの人生を送ってほしい」。今まで受け取った元少年の手紙は開封しないが、判決確定後に届いたものは「読む準備はある」と語った。 差し戻し審で広島高裁は「死刑」判決を出したものの、弁護側は上告すると表明している。 こうして事件から９年を経ても、未だに刑が最終的に固まらない。判決が出る度に控訴を繰り返し、最高裁からの差し戻し審で「死刑」判決が出て、それを再び上告。 こうして、本村さんには再び年単位の辛抱を強いる訴訟合戦？は何の意味も持たない。 特に、今回の差し戻し審でもそうだが、福田被告の「弁護団」と称する弁護士の連中には多いなる憤りを感じる。福田被告に、従来の証言を覆すようにまるで「強要」して弁護団の書いた筋書き通りに供述を翻している。本村さんが怒るのも当然である。 「ドラえもん」「魔界転生」など訳の分からない供述で、本村さんを更に苦しめている。 死刑廃止論者の弁護団が、自らの信条を世間に知らしめるようとアピールするために福田被告を利用しているのではないだろうか？死刑廃止を声高に主張するなら、逆に終身刑や米国のように「懲役１５０年」のような長期刑を積極的に導入するという主張なら耳を貸しますけどね私は。 弁護団に問いたい！もし、本村さんの妻子ではなく弁護団の誰かの妻子がこのようなむごい殺され方をしても、あなた方は「死刑廃止論者」だから死刑を求めないと言えますかね？どうなんだろう？  ←「光市母子殺人事件で死刑判決！」関係のブログ満載！ ←西武ライオンズのことならここ ←「プロ野球、メジャーリーグ」の情報満載人気blogランキングへ←映画の話題がザクザク お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
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コメントありがとうございます。私も懲役150年とかなら、少しわかります。イギリスで線路に三歳の子を縛りつけ、逃げた五才と七才の子たちが懲役100年ぐらいがでてましたね。でもあの弁護団は、正義を貫いている気持ちを持っているから、これまたタチが悪いと私は思っています。つたないコメントですみません。
(2008.04.23 00:59:59)
TBありがとうございます。
楽天さんには、ＴＢが入ったり入らなかったりしますので、こちらにて失礼。 弁護団の荒唐無稽の主張は、ことごとく一蹴されましたね。完敗でしょう。上告したようですが、これを翻すはかなり難しいでしょう。 <small> <a href=" http://shadow99.blog116.fc2.com/blog-entry-587.html" ; target="_blank"> http://shadow99.blog116.fc2.com/blog-entry-587.html< ;/a></small> (2008.04.23 01:14:08)
弁護団の言い分はめちゃくちゃだったし、まあ差し戻された時点で「織り込み済み」の結論（判決）でしたが、むしろ私が気になったのは
来年からはこれまで裁判官が「第３者的立場」で判断結論を出していたものを裁判員としてこういう残虐事案を裁かなければならんのだから 本村さんの様な「感情を表（メディア）を通じて法廷外で訴えるタイプの被害者が出てきた場合、我々は 刑事裁判の中立性が確保出来るか？と考えさせられる 部分も有りました。 そういう意味では裁判員制度導入時には 当事者が裁判所の判決が下るまで法廷外での裁判についての発言に規制を掛けないと一般人が入った場合は 感情の強い方に今回の判決は別にして流れるかも と思いました。 (2008.04.23 08:03:14)
>たまちゃんちゃんさん、こんばんは
イギリスの件は初耳でしたが、海外では死刑制度は宗教観とリンクしているケースがあるようです。確かイスラエルでは死刑制度がないと聞いています。 死刑制度がなくても、仮釈放無しの終身刑が最高刑なら納得します。 あの弁護団の会見を見ているとムカムカしてきますね。本村さんが言うように弁護団の戦略はミスですね。 >shadow9さん、こんばんは 弁護団は福田被告を通じて世間へ「自分たちの信念」を主張したかっただけなんではと思ってしまいます。 上告しても「棄却」されるでしょうから、単なる死刑までの時間稼ぎですね。 httpをクリックしてお邪魔しようと試みましたが出来ませんでした。 >諸Ｑさん、こんばんは 弁護団の戦略は本村さんの指摘にもあったように失敗ですね。諸Ｑさんのご指摘にあるように、裁判員制度がスタートしてこういう事例に遭遇すると冷静な判断が下せるでしょうか？ 良くも悪くも先入観とかに流されないで中立を保つのって難しいことですね。 (2008.04.23 21:50:57)
死刑も終身刑も両方あって良いと思っています。
犯した罪の深さを償うには、その重さを知ってたほうが辛いはずなので、死刑囚には生きる喜びを諭した上で執行を。というのが思いです。たとえ更正の余地があってももう遅いというのも懲らしめのためにはアリかと。 弁護団はそれでも「いい」と言うと思う。 厳罰化の流れはいいけど、感情に流されるのはいけないというしっかりした価値観を持たなくては、と。 ビートルズ繋がりで。ジョンの命を奪ったことは単に一人の人間の命でなく生み出されるであろう数多くの歌をも抹殺したもので あり、今でも悔しい思いでいっぱいです。 (2008.04.24 10:07:45)
トラックバックありがとうございます。
弁護団の言い分は、確かにいかがのものだと思いますがただ元少年の動機の解明にいたらなかったことが非常に残念です。 今回の判決は妥当だと思います。 ですが、メディアに多くの国民や世論が煽動されたことも事実ではないでしょうか？ 下の記事も見てみて下さい。 http://diamond.jp/series/uesugi/10026/ 駄文失礼しました。 (2008.04.24 11:29:11)
>じょんくん２００２さん、こんばんは
そうですね、死刑の次に重い刑が２５年「程度」というのは差があると思っています。無期懲役といった所で１０年もしないうちに仮釈放される。そして、直ぐに刑務所に逆戻りするのでは「無期懲役」って何だろうって思いますよね？ 死刑囚が執行されないで長期間服役するのは、ある意味で残酷でしょうね。毎日「死への恐怖」を味わうのですからね。でも遺族側としては早く「執行」してもらいたいというのが本音ですかね？ ジョン・レノンに関するご意見は全く持って同感です。彼の死の当日の出来事は今でも昨日のように覚えています。 >あはは１６４８さん、こんばんは 記事は全て読みました。弁護団側内部でも意見の対立があって、一体彼らは福田被告の弁護に何を見出すのでしょうか？ 福田被告を単なる自分たちの主張を世間に知らしめるための「媒体」と見ているのかな？ 来年から裁判員制度がスタートしますが、参加する国民は慎重な判断が求められますね。 (2008.04.24 21:16:11)
お邪魔します。
>弁護団の誰かの妻子がこのようなむごい殺され方をしても、あなた方は「死刑廃止論者」だから死刑を求めないと言えますかね？どうなんだろう？ それどころか現大阪府知事の茶髪の不良弁護士の あの程度の「挑発」にいきり立ったぐらいですか ら。 (2008.05.06 07:41:51)
＞ブロガー（志望）さん、こんにちは
橋下知事（弁護士）からの挑発に、あそこまで青筋立てて反論するのをみて、あの人たちは本当に弁護士資格をもっているのか疑問に感じました。 自らの主張ばかり述べて、他者からの指摘には一切耳を貸さないのでは双方の議論が噛み合いませんね。 (2008.05.06 08:34:22) |
