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2008.10.20
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カテゴリ:アメリカ映画
83.宮廷画家ゴヤは見た
■原題:Goya's Ghosts
■製作年・国:2006年、アメリカ
■上映時間:114分
■字幕:松浦美奈
■鑑賞日:10月4日、渋谷東急(渋谷)

スタッフ・キャスト(役名)


□監督・脚本:ミロス・フォアマン
□脚本:ジャン=クロード・カリエール
□製作総指揮:ポール・ゼインツ

◆ハビエル・バルデム(ロレンソ神父)
◆ナタリー・ポートマン(イネス・ビルバトゥア)
◆ステラン・スカルスガルド(フランシスコ・デ・ゴヤ)
◆ランディ・クエイド(国王カルロス4世)
◆ホセ・ルイス・ゴメス(トマス・ビルバトゥア)
◆ミシェル・ロンズデール(異端審問所長)
◆マベル・リヴェラ(マリア・イサベル・ビルバトゥア)
◆ブランカ・ポオルティージョ(王妃マリア)
◆ウナクス・ウガルデ(イネスの兄、アンヘル)
◆フェルナド・ティエルヴェ(イネスの兄、アルバロ)
【この映画について】
『カッコーの巣の上で』『アマデウス』の巨匠ミロス・フォアマンが、共産主義政権下の故郷チェコスロバキアで学生だった頃、多くの人々に無実の罪を着せたスペインの異端審問に関する映画をつくりたいと思いついたアイディアが50年後に実現した。
国王から貧しい人々まで、あらゆる人間の真実を描き出す天才画家ゴヤの目を通して、権力に執着することの愚かさと、いつの時代にも逞しく生き続けようとする人間の力強さがスクリーンに映し出される。
数奇な運命をたどる架空の人物ロレンソとイネスをを演じるのは、『ノー・カントリー』のオスカー俳優ハビエル・バルデムと、ノーブルな美しさが光るナタリー・ポートマン
(この項、gooより転載しました)
【ストーリー&感想】
1792年、スペインのマドリード。国王カルロス4世の宮廷画家フランシスコ・デ・ゴヤは、2枚の肖像画を描いていた。1枚は、ゴヤの友人で裕福な商人トマス・ビルバトゥアの娘イネスで、もう1枚はロレンソ神父だった。

ロレンソはゴヤのアトリエでイネスの絵を見て、彼女の天使のような美しさに心を引かれる。ロレンソの提案で、異教徒や無神論者を罰するカトリック教会の異端審問が強化される。すると、居酒屋で豚肉を嫌がったイネスがユダヤ教徒と疑われ、審問所から出頭要請を受ける。
トマスに頼まれたゴヤは、肖像画の代金と修道院の修復費を引き換えに、イネスの解放をロレンソに頼む。

ロレンソが審問所に行くと、イネスは既に拷問を受けていた。ロレンソは欲望に負け、脅えるイネスを抱きしめる。トマスは屋敷のディナーにロレンソを招待する。その席で、イネスが拷問に耐えかねて、ユダヤ教だと嘘の告白をしたとわかる。トマスはロレンソを天井から吊るし、自分はサルだという告白書にサインをさせる。

娘が戻れば告白書は燃やすと約束するが、異端審問所長はイネスを釈放しなかった。トマスはロレンソの告白書をカルロス4世に託し、ロレンソは国外へ逃亡する。
異端審問が廃止され、病で聴力を失いつつあるゴヤはイネスと再会する。一方ロレンソは、ナポレオン政府の大臣となって帰国する。イネスはゴヤに、驚くべき真実を告げる。それを確かめるべく、ゴヤはロレンソを訪ねるが……。

こうしてストーリーをなぞっていると、映画のタイトルにもなっている画家ゴヤが主役と言うより、むしろアカデミー賞俳優ハビエル・バルデム演じるロレンソ神父が主役。バルデムは元々ゴヤに配役されていたそうだが、彼の希望でロレンソ神父役を演じることになったそうだ。やはり、アカデミー賞受賞俳優の言葉は重いようだ。
一方、ゴヤを演じることになったのは「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズでビル・ターナー役を演じたステラン・スカルスガルド。こちらもバルデム顔負けの演技力と存在感を発揮していた。
この二人の男優に対し一歩も引かずに演技力を発揮したのがナタリー・ポートマン。イネスという役をここまでこなせたのは流石だ。

監督は「アマデウス」などのミロス・フォアマンだったが、史実に沿ったストーリーなど時代背景の描き方や、フランスとスペインの関係など、メリハリが利いた展開はポイントが高い。
見応えたっぷりの114分でした。







Last updated  2010.12.23 22:20:44
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