KINTYRE’S DIARY~旧館

2008/11/24(月)23:06

中日勢のみWBCを辞退で原監督困惑

野球全般(97)

中日、WBCに協力せず! WBC日本代表候補として選出されていた中日所属の森野、岩瀬、高橋、浅尾、それに追加候補として打診があった和田らが出場を辞退した。 WBCには12球団が一致して協力する姿勢を確認していながら、「中日だけは協力しない」ことを現場とフロントがタッグを結んで表明した。フロントも落合も「選手の意思」で辞退表明したと強調しているが、中日は前回のWBCでも当初は選手派遣を「断って」いた経緯がある。選手のコメントを読んでいても、どうも歯切れが悪い。 結果的には城島の不参加で谷繁が、松井秀の不参加で福留が参加したが福留も話が来たときは戸惑っていた。 今回の背景には五輪代表として参加した森野、岩瀬、荒木らがWBCでも候補になる可能性が高いことで、落合とフロントが先手を打ったのだろう。更に、WBCには山田、高代、与田の三人のOBがコーチとして参加しているが山田も高代も中日の監督とコーチ経験者だが退団の際にフロントともめていたのだろうか? これはうがった見方かも知れないけど、WBC東京ラウンドは読売新聞社の主催であり原監督が率いることから、親会社との関係もあったのだろうか? このWBC選手派遣拒否に関して落合は独自の理論を展開しているそうだが、へそ曲がりの彼の理論は一般的には受入れがたい。自身の保身の為に主力選手派遣に(無言の)圧力を掛けたと世間では見ている。 阪神の矢野と新井は代表を通じて辞退理由を明確にしているとのことで、中日みたいに「辞退」理由を明かせないのは球団側からの圧力があったからだろう。 落合は上原や宮本がWBC入りを辞退していることに言及しているが、全く次元の違う話だ。上原は北京五輪後に、既に日本代表入り「卒業宣言」をしているし自身もFAでのMLB移籍を視野に入れていることから辞退したのだ。宮本は年齢的にもきついだろうし、原監督も若手選手とMLB組みを中心に据えるとの方針から外れただけだ。 原監督や山田コーチは中日勢のボイコットに不快感を露にしているが、王顧問は内心は分からないが平静を装っている。 今回の騒動で中日対WBC熱心派の構図がはっきりとしたことで、中日を厳しい目でみる風潮が出来上がった。落合は選手の故障などを挙げているが、11月の時点で3月からの試合には出れなくて4月からの公式戦には万全ではファンは納得しないのではないか? この件でWBCに出場する贔屓の選手が居なくなって中日ファンがどういう感想を持っているのだろうか...。 ←「中日WBCをボイコット」関係のブログはクリックして探してください ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 自己PRコーナー:今度、「旅行ブログ」を開設しました。「日本シリーズ観戦記」をアップしましたので宜しければご覧下さい。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

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