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2009.01.18
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テーマ:癒し系音楽(2)
流麗!ローレンス・ジュバーのアコギ!

【ローレンス・ジュバーについて】
ローレンス・ジュバー(ジューバーとも表記される)はイギリス出身のジャズ系のソロ・ギタリストとして活動している。
彼の名前が最初に世に知れるようになったのは、ジャズバンドやオーケストラのメンバーを経て1978年7月にセッション活動を通じて知り合った当時ウィングスのギタリストだったデニー・レインに声を掛けられてオーディションに合格してからだ。

ウィングスは元ザ・ビートルズのポール・マッカートニーが解散後結成したバンドとして有名だ。当時のウィングスは絶頂期を支えたギタリストのジミー・マッカラーとドラマーのジョー・イングリッシュが脱退してポール夫妻とデニーの三人編成だった。この2人の後釜として採用された一人がローレンス・ジュバーだった。

Wings時代のジュバーの演奏←「Spin It On」(0:35秒,1:35秒辺りで彼のギターソロが炸裂!)

ウィングス時代にはラスト・アルバムとなった「Back to the Egg」のレコーディングに参加。その後、1980年1月の日本公演のために来日するもの、ポールの麻薬所持が発覚し成田空港で現行犯逮捕されたことで他のメンバーは帰国。
結局、ポールは有罪判決を受け国外追放となり帰国、グループ存続に意欲を失い未発表アルバム「Cold Cuts」のミキシングでグループ建て直しを図るが、「Tug Of War」の初期レコーディング段階で遂にグループは空中分解し解散となった。

ウィングス解散後、ローレンス・ジュバーは渡米し主に西海岸でアコースティック・ギタリストとして、また、ある時はセッション・マンとして活動した。
この間にソロ・ギタリストとしての地位を固め、地味ながらもソロ・アルバムをコンスタントに発表していった。

【グラミー賞2度受賞】

ウィングス時代のリード・ギタリストとしての活動が彼のキャリアにプラスになっているのは間違いない。
短かったウィングス時代の活動だが、1979年12月には翌年からの日本ツアーに備える為に英国ツアーを敢行。そのハイライトとなったのは国連からポールに声が掛かった「カンボジア難民救済コンサート」出演だ。
このコンサートのハイライトはアルバム「バック・トゥ・ジ・エッグ」のロケストラをステージで再現したことだ。

ロケストラによるスタジオ演奏シーン←ジョン・ボーナムの力強いドラミングも!!

ロケストラとはウィングスのメンバーとザ・フーのピート・タウンジェントやZEPのロバート・プラントやジョン・ボーナム、らが参加したチャリティー・コンサート。カンボジア難民救済を目的としたコンサートで、ローレンス・ジュバーもウィングスのメンバーとして参加し豪華メンバーをバックにギター・ソロを聴かせた。

1979年 Best Rock Instrumental Performance:「Rockestra Theme」
2004年 Best Pop Instrumental Album:「Henry Mancini: Pink Guitar」(Various Artists)


1979年はウィングスのメンバーとして「ロケストラのテーマ」が最優秀ロック・インストゥルメンタル賞を受賞。2004年はジャズ系アーティスト達による映画音楽の巨匠ヘンリー・マンシーニへ捧げたオムニバス・アルバムの1曲目に「ピンク・パンサーのテーマ」を演奏している。このアルバムが最優秀ポップ・インストゥルメンタル・アルバム賞を受賞している。

Laurence .jpg1. I Saw Her Standing There
2. Strawberry Fields Forever
3. Let It Be
4. Things We Said Today
5. Yesterday
6. Here Comes The Sun
7. You won't See Me
8. Martha My Dear
9. This Boy
10. Oh Darling
11. In My Life
12. While My guitar Gently Weeps(彼の演奏シーンをご覧下さい)
13. For No One
14. Can't Buy Me Love
このアルバムは彼が多大な影響を受けたザ・ビートルズの曲をカバーした。ザ・ビートルズのカバーアルバムは数多く様々なジャンルにまたがって存在するが、彼がここで取り上げている曲は代表的な大ヒットばかりでないのが特徴。
4,7,8,9とかはこの手のカバーアルバムに収録されることは珍しいだけに、その辺が彼自身の好みなのだろうか?

laurence juber wing.jpg1. Band On the Run
2. Another Day
3. Jet
4. My Love
5. Every Night
6. With a Little Luck
7. Maybe I'm Amazed
8. Silly Love Songs
9. Listen to What the Man Said
10. Coming Up
11. Arrow Through Me
12. Live and Let Die
13. Mull of Kintyre
2000年にザ・ビートルズの曲だけによるカバー・アルバムを発表し、解散後も親交があるポール・マッカートニーの元をアルバムを携えて訪ねたジュバー。そこで彼はポールから「ウィングスのは?」って聞かれたそうだ。
そうして2005年に発表されたのがウィングスのカバー曲で構成された「One Wing」。タイトルは「一羽の翼」だが「ウィングスの一人」と訳すのが正解だろう。ザ・ビートルズのカバーは無数にあっても、ポールの解散後のしかもウィングスのカバーって珍しい企画だ。

ジャズ系のソロ・アーティストとして活動している彼だが、この2つのカバー・アルバムはスムーズ・ジャズとまでは行かず、むしろ、ロック魂を感じさせる激しさと優美さを兼ね備えたプレイが持ち味のようだ。
「One Wing」では1,5,7,10,11,13をウィングス時代のライヴで演奏しているものの、その他の曲は彼が在籍時のライヴでは演奏されなかった。従って、ウィングス時代のリード・ギタリストと現在のジャズ系ギタリストとしての演奏の違いなどがわかって個人的には好きなアルバムだ。

就寝前に聴くとグッスリ眠れますよ!

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Last updated  2009.02.15 12:47:43
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