2009/01/22(木)23:55
オバマ大統領就任!
オバマ大統領就任
米国の第44代大統領に就任したバラク・オバマ氏は20日午後、ホワイトハウス前で祝賀パレードを観閲するなど、大統領としての職務に入った。オバマ大統領は就任式典後に連邦議会内で開かれた上下両院議員らとの昼食会で、「米国民は歴史の要請に応えて働き、国の立て直しに責任を果たす用意をみせつつある」と述べ、就任演説で掲げた「新しい責任の時代」という理念に対し、国民の結束と議員らの協力を促した。
オバマ氏は、昼食会終了後、ワシントン市内の目抜き通りであるペンシルベニア通りを、ホワイトハウスまでの約2・5キロにわたりパレード。最後の数百メートルでは防弾車を降り、ミシェル夫人と路上を歩いて沿道の大観衆に手を振った。一方、米上院は20日の本会議で、日系3世のシンセキ退役軍人長官をはじめ6閣僚の人事を承認した。ヒラリー・クリントン国務長官は21日に承認される。
(以上、産経新聞より一部転載)
オバマ氏は米国史上初のアフリカ系大統領として4年間の任期を務めることになる。不人気だったジョージ・W・ブッシュ前大統領とは出身党(共和党⇒民主党)も異なり、対日政策にも影響が出ると見られている。
「Change」がキャッチフレーズのオバマ氏、前任のブッシュ氏は外交面では泥沼化するイラク進駐政策やガザ地区を巡る問題など難問が山積している。議員歴の短いオバマ氏の行政手腕は未知数だが、クリントン政権を支えてメンバーらがオバマ氏を支えることになりそうだ。
そうした中で、ハワイ州出身のオバマ氏の対アジア政策は共和党と異なり中国重視政策に加速がつくだろうし、対北朝鮮政策でも日本の頭ごなしに独自の政策を遂行するのではと危機感を抱いている関係者もいるそうだ。
麻生首相とオバマ氏の首脳会談は未定だが、早ければ4月のロンドン金融サミット前にセットされる可能性が出てきた。だが、麻生首相より先に中国首脳との会談が決まれば「ジャパン・パッシング」(日本無視)だったクリントン政権時代と同じになるのではないだろうか?
不人気の麻生政権は短命政権と言われている。果たして新大統領と信頼関係を築けるのだろうか...。
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