2009/03/08(日)11:37
侍ジャパン中国相手に勝利もイチローは無安打!
プロ野球観戦記NO.3~WBC東京ラウンド編
○日本代表 4-0 中国代表●
チ ー ム 123456789計中国代表000000000 0日本代表
00300100X4
【投手】
(中)李晨浩、陳俊毅、孫国強、劉凱-張振旺
(日)ダルビッシュ、涌井、山口、田中、馬原、藤川-城島、阿部
【責任投手】
ダルビッシュ1勝
李晨浩1敗
【本塁打】
村田1号
【スタメン】日本
9イチロー(マリナーズ)
6中島(埼玉西武)
7青木(東京ヤクルト)
D稲葉(北海道日本ハム)
5村田(横浜)
3小笠原(読売)
8福留(カブス)
2城島(マリナーズ)
4岩村(レイズ)
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1ダルビッシュ(北海道日本ハム)
【スタメン】中国
8孫嶺峰
D侯鳳連
6レイ・チャン
9馮飛
7王超
4劉広標
3楮夫佳
5賈徳龍
2張振旺
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1李晨浩
【中国相手に4点!イチロー5タコで打線繋がらず】
記念すべき第1回大会でWBCを制した「ディフェンディング・チャンピオン」の日本が世界に先駆けて中国代表と対戦。格下中国とはいえ国際大会の本番では(中国は強化試合ではボロ負けでしたが)集中力も高まるので格下相手でも気の緩みは許されない。
この日の東京ドームの切符は既に完売とあり、試合前の練習時間に日本選手たちが登場するとイチロー目当ての観衆がパチパチと写真を撮る。選手たちは強化試合とは違い本番前の練習なのでリラックスムードは無かった(強化試合前は笑顔がありましたが)。
試合前のセレモニーは特段派手な演出もありませんでしたが、皇太子ご夫妻(雅子妃も来場!)が貴賓席に到着。その姿がバックスクリーンに映されるとご夫妻は立ち上がって笑顔で応えていました。
注目の始球式ですが既に新聞などで発表されていたとおり、第1回大会監督で国民栄誉賞の王貞治さんでした。王さんは台湾国籍ですが父は中国出身なので始球式の人物に相応しいですね。王さんは捕手役を務めた愛弟子の川崎(福岡ソフトバンク)にボールを投げ大きな拍手を浴びていました。
さて試合は予告通りダルビッシュの先発で始まる。強化試合の豪州戦や埼玉西武戦ではWBC球に馴染めず制球が乱れていましたが、今日はそんな不安も解消されボールこそ多少多かったものの1四球無安打で4回を余力を持って降板した。
そんなダルビッシュを援護する打線は1,2回と好機を掴むが逸機。3回に1回と同様に中島が四球で出塁し青木の安打とエラーで先制して、2死から村田がレフトへ2ラン本塁打を放ちこの回3点を奪う。
やっと奪った先取点で日本一辺倒の東京ドームは大いに盛り上がり一気呵成に点を重ねることを期待したのですが...。
その後は四球で出塁するものの中国投手陣の130キロ台前半の直球にタイミングが合わず6回に中国投手のボークで1点を加えただけで打線は5安打。期待された1番イチローはタイミングが合っておらず5-0だった。
因みに中国打線も同じ5安打だけど選んだ四球は1であり、日本は8個選んだ違いがある。
日本投手陣はダルの大親友涌井-左腕山口-この日の最速150キロを投げたマー君-前回大会に続いての選出馬原-抑えの藤川と繋いだ。どの投手も制球が良く中国相手に点を取られるような投球ではなかった。
強化試合で不調だったイチローはこの日も無安打で打球は外野にさえ飛ばなかったのと、4番稲葉ば好機で打てずに中国相手に4点だけに終わったのは不安。その反面、2番中島の3四球による出塁と青木の2人は良かった。
2,3番は好調なだけに前後の1,4番が打てなかったのが目立ってしまったが、それでも北京五輪では全くダメだった村田に一発が出たのは明るい材料だ。
試合の詳細はこちらで
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