2009/05/27(水)07:14
内藤大助、判定で5度目の防衛に成功
内藤大助、中国人挑戦者を退け5度目の防衛
ボクシングのWBCフライ級タイトルマッチ12回戦は有明で行われ、チャンピオンの内藤大助(宮田)が同級10位の熊朝忠(ユウ・チョウチュウ、中国)を3-0の判定で下し、5度目の防衛に成功した。
この試合は当初、WBCの強い意向もあり上海で行う予定だったが、現地プロモーターの会場手続きの不備などで試合開催日の3日前に急きょ会場が変更。前座試合のない異例の1試合開催となった。
挑戦者の熊朝忠(ユウ・チョウチュウ)は中国初の世界王者を目指した。熊は「リトル・タイソン」の異名を持ち、内藤とは12.5センチのリーチ差、身長で14.5センチの差があり体格では圧倒的に不利。
しかし、熊はそんな体格差を埋めようと低い姿勢でパンチを繰り出し、何とか王者内藤の懐にもぐりパンチを当てる作戦。序盤に早くも目をカットした内藤だったが、その後、止血治療が効果を発揮したが6回に足が揃ったところで熊のパンチを浴びてダウンを喫してしまう。
それでも何とかフットワークを駆使してKO負けを防いだあたりは世界戦の経験豊富さが生かされた。
今回の試合はWBCのオープン・スコア制度を採用しジャッジの裁定を4回と8回終了時に発表することに。2度の中間発表ではいずれも僅差ながら内藤がリードしていて。
終盤になっても熊の突撃は変わらなかったが、内藤は王者らしくパンチを的確にヒットさせ結果的に3-0の判定で勝利した。
今回のタイトルマッチは急遽試合会場が中国から有明に変更になるなどドタバタ劇を演じてしまった。しかし、個人的に不思議なのは挑戦者の熊の興行査証が直前になって取れたことも不思議だし、WBC関係者(立会人やジャッジなど)の宿泊先の確保、一般への入場券発売が果たしてどのようにして行われたかも分からない。
あの会場に居た人は一体どういうルートで切符を購入し入場したのか知りたいです。
最後に、内藤の次の試合だがWBCはポンサクレックとの指名試合を90日以内に実施しるよう求めている。実現すれば5度目の対決となり、まるで野球のWBCでの日韓対決だが今日の試合で古傷の両目を負傷したので延期もあり得ると思うがどうだろうか?
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