KINTYRE’S DIARY~旧館

2009/12/03(木)23:32

小林雅、藤井...動き出した読売の補強

野球/セ・リーグ(64)

小林雅、読売入団で抑えは誰に? 元大リーグ、クリーブランド・インディアンス(ア・リーグ中地区)の小林雅英投手の獲得を読売が正式に発表した。既に、スポーツ紙で報じられていたので特段驚きはしなかったのだが、小林雅獲得は今オフにクルーンが手術することによる「保険」のような役目か? 1年契約で、年俸5000万円プラス出来高(最高額1億円!)払い。背番号はかつて江川や橋本が付けていた「30」。小林は「これだけ実戦から離れているのに、獲得してくれたことに感謝しています。来季はジャイアンツの力となって野球をやりたい」と笑顔で語った。 小林雅はドラフト1位で社会人から入団し、当初は先発起用されていたが中継ぎを経て抑えに定着していた。 「全盛時」には150キロの速球とシュート、縦に落ちるスライダーを武器に、千葉ロッテの9年間で227セーブを挙げ、2005年には最多セーブで日本一に貢献するなど、守護神として活躍。2007年オフにFA権を行使してインディアンスに入団したが、2年目の今季は開幕から不調で直ぐにマイナー降格となり本人の希望もあって契約解除となって帰国していた。 読売は西武で抑えをしていた豊田の年齢的な衰え、昨オフにハムで抑えをしていたM・中村を二岡・林とのトレードで獲得したが防御率6.17と不調。クルーンは今季故障で2度の戦線離脱とオフには手術が予定されていることから、一見磐石な中継ぎ陣も裏を返せば不安が見え隠れする。 こうして移籍組みを支える若手生え抜きの左腕山口は先発転向が予定され、右腕の越智が頼りとなる。 その小林雅だが千葉ロッテ在籍時は「幕張の防波堤」との異名を取っていたが、「防波堤」は度々決壊していた。ファンの間ではハラハラドキドキの「コマサ劇場」と揶揄されていた。 微妙な制球力で抑えるタイプではなく、速球の威力とスライダーが一番の決め球でこのコンビネーションを阿部捕手が理解して巧みなリードを出来るかに注目が集まる。 藤井、読売が獲得へ 小林雅の獲得と並行してハムからFA宣言したものの「FA浪人」状態の左腕藤井の獲得にも乗り出すことが判明した。 読売は左腕高橋尚がFAで退団することから、その穴埋めとして「YGキラー」の藤井に白羽の矢が立った。藤井はヤクルト-ハムを経ての移籍となるが、一匹狼的な性格でヤクルトやハム時代にも浮いた存在だったが果たしてYGではどうか? 藤井が仮に入団するとなるとハムと東京ヤクルト出身者でYG内で同窓会?が出来そうだ。 【北海道日本ハム出身者】 木村拓コーチ、小笠原、M・中村、工藤、古城、実松、(藤井) 【東京ヤクルト出身者】 ラミレス、ゴンザレス、グライシンガー、(藤井) ブログランキング参加中です。ぜひ、1票を投じて下さい。(又は、見出しをクリックして下さい)

続きを読む

このブログでよく読まれている記事

もっと見る

総合記事ランキング

もっと見る