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テーマ:野球観戦記(54)
カテゴリ:日本シリーズ、交流戦、球宴、国際試合
▼埼玉西武-広島東洋 4回戦(埼玉西武1勝3敗) 観衆31,647人
【交流戦優勝はオリックス!】 昨日は広島相手に痛い敗戦を喫し、目の前に迫っていた交流戦優勝を逃したばかりか、優勝争いをしているオリックスが順当に横浜相手に勝利したので、今日の試合を西武が勝ってオリックスが敗れる場合のみ西武の優勝が決まる展開に。 今日の先発は岸と広島はジオでした。登録名は何故だかジオですが、名字が「アルバラード」であることをスタンドからユニフォームの背中を観て始めて気がつきました。そしてこの投球フォーム...どこかで観たことがあると考えていたら、2008年アジアシリーズで台湾の統一ライオンズの投手として東京ドームで登板していた投手だと思いだした。 そうそう、アジアシリーズは西武が優勝したのですが、その時この投手と対戦したけど手元で変化するクセ球が持ち味のようで試合は勝ちましたが、「アルバラード」からは点が奪えなかったですね。 岸に全てを託したライオンズは2回、ブラウンが広島ファンで埋まる右中間のセンター寄りにソロ本塁打を放ち先制点を奪う。 ところが3回表、岸は先頭の石原を四球で出すと、岸には何故かタイミングが合う梵(そよぎ)にタイムリーを浴びてあっという間に同点。4回にも1点、5回にはカーブを泳いでタイミングが全く合っていない4番ヒューバーに、追い込んでいたので当然カーブを決め球にすると思ったのですが、バッテリーは裏をかいた積りなのか?低目の直球(これしか打てなさそうだった)を2ラン本塁打され1-4と劣勢に。 カーブを投げれば間違いなく打ち取れたし、仮に四球になっても構わない場面だったのにこの配球はファンもベンチも納得出来ないのではないだろうか? 結局、岸は5回4失点で降板し、そのあとは許が3回、長田が1回を何とか無失点で凌いだが、毎回のように走者を出して三者凡退は序盤の2回だけだった。これでは攻撃のリズムを作ることは出来ない。 それでなくても打線が低調なので、守りからリズムを持っていきたいのですが、最終回に代打阿部のタイムリーで2-4となり、尚も代打平尾が粘って期待感を抱かせましたが、その平尾もセンターライナーに倒れておしまい。 広島には昨日の大竹に今季初勝利を献上したけど、今日もジオに来日初勝利と、ベイルに今季初セーブを献上。何と気前の良いチームなんだろう!!! 今日は不振の栗山を2番に戻し、4番には今季初めて「レフト大島」を起用、6番は「ライト上本」など左打者を積極的に起用したが実らず。片岡も際どい打球が2度併殺になるなど3併殺では繋がらない。 投手では昨日の帆足、今日の岸と、一時は絶好調だった二人で一勝も出来なかった。帆足は疲労からか?中盤になると投球が真ん中に集まる。岸はコツコツとミートしてくる広島打線に2度までも攻略されてしまった。中でも梵には広島では本塁打され、今日も再三良い打球を飛ばされていた。クセでも盗まれているのかもね、植田コーチはくせ者だからね。 この結果、オリックスが横浜に予定通り勝利したので交流戦優勝はオリックスとなりました。 西武の交流戦の軌跡とリーグ戦再開に向けての課題などは、後日、書きたいと思います。 <ナベQ監督のインタビュー> 今日の岸は防げる失点を喫してたね。調子は悪くなかったと思うけど選んだボールが悪かった。 打線に関しては、今日で一区切りついたことですし、このままだとズルズルいく可能性もあるし、あまりにも得点能力が低いので、公式戦が始まるまでに何とかしたいなと思います。 一昨年、去年と比べれば今年貯金を4つ増やせたのは大きいと思うけど、終わり方が良くないよね。 最後まで優勝の可能性もあったし、それを連敗で逃したので、全体的に見れば貯金4つは大きいけどもったいなかった。 ![]() ![]()
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