KINTYRE’S DIARY~旧館

2010/08/26(木)23:56

民主党代表選、小沢氏が出馬表明

政治(87)

民主党、円高対策より代表選が大事? 民主党の小沢前幹事長は、鳩山前首相と会談し、党代表選(9月1日告示、14日投開票)に出馬する意向を伝えた。 会談後、小沢氏は記者団に「代表選に出馬する決意をした」と表明した。代表選には再選を目指す菅直人代表(首相)が出馬の意向を表明しており、首相と小沢氏の一騎打ちになる見通し。鳩山氏は小沢氏との会談後、記者団に小沢氏を支援する考えを明らかにした。 小沢氏の出馬を巡っては様々な憶測が飛び交っていたが、これで現職の菅代表(首相)と小沢氏の一騎打ちとなった。 既に水面下では両陣営による激しい綱引きが展開されていて、円高対策もそっちのけで代表選の方に関心が向いており、菅内閣としてもほとんど機能していない。 小沢氏に比べて菅代表は党内基盤が弱く、負ける選挙はしない小沢氏の牙城を崩せるのか?その菅代表が頼りにしているのは、実は、自民党総裁選で橋本氏と小泉氏の一騎打ちのケースだ。 この時は小渕派という党内最大派閥をバックに橋本氏の総裁(首相)返り咲きが有力とされていたが、世間では小泉氏への期待感が高まり、結局地方票が小泉氏に一気に流れたことで地滑り的勝利を収めた。菅代表はこの時の再現を狙っているそうだが、小泉氏と比べてもカリスマ性に欠ける。 国民から菅代表を支持する声をどこまで集めることが出来るかが再選へのカギだが、国民には小沢氏が代表→首相へとなることに嫌悪感を抱く人も多いと思われる。 小沢氏に取っては、鳩山前首相の支持を取り付けても、検察審査会の結果も気になるところだし、国民の声(世論)は無視出来ない。仮に代表に当選しても、自らは首相にはならず、他党の代表を首相に担ぐウルトラCを打ち出す可能性もゼロではない。 個人的には小沢氏の様な旧体質の政治家に首相になってもらいたくはないし、1年間で首相が3人も交代するのは対外的にもマイナスだ。各国首脳との信頼関係を築く前に辞めてばかりでは国益にも反する。 そうした点も考えて、党員やサポーター達は代表を誰にするかを真剣に考えてもらいたい。 ブログランキング参加中です。ぜひ、1票を投じて下さい。(又は、見出しをクリックして下さい)

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