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カテゴリ:美術館、博物館、芸術鑑賞
11月1日、有給休暇を利用して国立新美術館で開催されている「ゴッホ展」に行ってきました。 これまでゴッホ関連の展示品はいくつか観てきましたが、今回の展示会は「ゴッホ自身」にスポットをあてているので、早速平日の朝から行きました。10時開場の所を、ほぼ10時には着いたのですが、既に10分待ちでした。平日なので行列にはおばさん達がずらりと並んでいました。 展示場は以下の6つのテーマに分かれています。 1.伝統-ファン・ゴッホに対する最初期の影響 2.若き芸術家の誕生 3.色彩理論と人体の研究-ニューネン 4.パリのモダニズム 5.真のモダン・アーティストの誕生-アルル 6.さらなる探求と様式の展開-サン=レミとオーヴェール=シュル・オワーズ ゴッホの作品と言えばどうしてもアルルに移ってからの作品が有名な様で、個人的にもオランダ時代の若いころの作品は見覚えが無かったので、その辺が分かったので良かったです。 彼が静物画を数多く描いていたことや、ミレーの影響も受けていた様子が理解出来る構成になっていて、私の様に絵画初心者には分かりやすかった。 また、これも初耳でしたが、日本の浮世絵から学んだ平坦で強烈な色彩や大胆な構図、それまでに彼が吸収したあらゆる要素が、アルルで一気に開花したのですね。 この第5章では、有名な「アルルの寝室」(1888年)をほぼ実物大でこの部屋を再現する試みは興味深かった。絵をこうして立体的にみると、この部屋が狭かったことが分かるのと、細部に渡って絵に忠実に再現している点は評価したい。従来の展示会でこのような企画は無かっただけに、このアイデアは素晴らしい。 最後に、ゴッホは御存知のようにアルルに移り住みゴーギャン(ゴーガンとも表するようです)と共同生活をするのですが、価値観の違いなどで直ぐに破綻し、その後、精神的にも不安定になり終末を迎えます。 そのゴッホが弟のテオに宛てた手紙が数多く展示されていました。こうすることで一人の偉大な画家の足跡と、彼に影響を与えた画家たちとの関係が垣間見えた、そんな展示会でした。 因みにヘッドホンの解説(500円)はTBS安住紳一郎アナのナレーションで、音声ガイドシート式です。 ブログランキング参加中です。ぜひ、1票を投じて下さい。(又は、見出しをクリックして下さい) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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ライオンズだけでなく、アーティストの分野にも精通しているのですよね。
私にはない分野に詳しい方には、感心するばかりです。 母親が、趣味で油絵をやっているので、子供のころ美術館に連れまわされた記憶があります。 そういえば、母親が碌山美術館でバイトしていた気がします。 (2010.11.28 17:55:20)
初めまして、「ゴッホ展」の記事にTB有難うございます。
この所楽天ブログへのTBが効かず、今回も機能しないようですので、現ハンドル名はMIEKOなのですが、こちらの書き込みが、楽天会員のみのようで、以前楽天に登録時のニックネームで、該当記事URLを貼って、コメントにてで失礼します。 今回アルルの部屋の立体再現やCG、影響受けた他の画家作品展示等、充実感でした。 http://autumnnew.exblog.jp/11571191 <Something Impressive(KYOKO3)> (2010.11.29 10:21:20)
>FUKU3さん、こんばんは
決して「精通」している訳ではなく、こうした展示会に出かけることが好きなだけです。以前は、絵画の展示会には全く興味が無かったのですが、7~8年前位から徐々に興味を持ち始めました。 >Autumnroomさん、こんばんは 楽天へのTB評判イマイチですね。URLをそのまま打ち込めば良いのですが、どうでしょうか?書き込みについても諸事情で楽天会員限定にしており、御迷惑をお掛けして申し訳ありません。 あの立体再現やCGは良かったですよね!! (2010.11.29 22:38:12) |