信頼を受ける職業も結構ストレスたまる
今日はある2人の方の戸籍抄本を取得するために役所に行って来ました。戸籍抄本や住民票の交付を受けるときはどこの役所でも記入台のところに所定の用紙があり、そこで交付申請書を書くのが普通なんですが、我々行政書士が交付を申請するときはその用紙は使いません。行政書士には「職務上請求書」というものがありまして、1冊100枚に束ねられたものに必要な内容を記入し職印を押印し、その綴りから切り離して窓口に提出しますと交付が受けられます。でも所定の交付手数料は変わりません。 交付窓口に行って係員に「行政書士の業務上請求でございます。」と行政書士証票を提示して確認を受けるのですが、この手続きをする度にどこの役所に行っても窓口係員さんは「これはお世話になっております。」と深々と挨拶をしてくれます。私も同様に窓口に両手をついて深々と挨拶をします。それだけ行政書士というものが役所では信頼される立場にあるということなのです。 今、パスポートの申請代行を2件、遺言作成、有限会社を株式会社に商号変更、の依頼を受けています。そのいずれもが依頼者にとっては「初めて」の経験です。戸籍など個人の重要な秘密もあり「信頼」をしていただかなければ私はこれら業務を行えません。信頼される立場の仕事をしているということは、反面大変な緊張を感ずる生活を続けなければならないのでストレスもたまる一方。 私の現在のストレス解消法。学校から帰ってきた娘と会話して笑うこと。これだけです。他にアマチュア無線という趣味がストレス解消には最高なのですがいつもできるわけではありません。娘は父親っ子なのでよくそばにいてくれるのですが、ちょっかいを出してはお互い笑えるうちはいい。いつの日にか「そばに寄るな」なんて言われる日がいつか来るのは間違いがない。 あ~あ、お風呂に一緒に入っていた赤ん坊から幼児期の頃が一番よかった。湯船でしっかりと抱いて可愛がっていた頃が懐かしい。今では自分ひとりで大きくなったようなことを娘は言ってます。何言うか、おむつ取り替えてやったんだぞぉ!・・・いつか父ちゃんがおむつを取り替られる体になったらどうしよう。やってくれるかな。これを考えるとストレスになる。