えらい遠い所まで行きました
仕事で某企業の事務所から呼ばれて大阪、奈良まで行ってきました。 大阪の事務所に着いてその所員さんを前にまず講演。私の専門分野の法律を解説してきたのですが、国内でこの講話ができるのは私だけです。ですから彼らは人生の中で幸運に恵まれたと言って良いでしょう。 その後奈良県某所に連れて行かれ現地視察の後、今後どうするかの方針の助言をいたしました。生まれて初めて奈良盆地を高い所を走る高速道路上から見てきました。残念ながら遊びではないしその時間もありません。歴史の地の空気に触れてきただけのことになりました。今後また足を運ぶ機会があるかわからないので心残り。 初めての体験といえば、エスカレーターに乗ったときに、この地域では左側を開けることです。地域によって習慣が違うことはどこに行っても感じることですが、一瞬違う世界に入り込んだような気がいたしました。習慣とは恐ろしいものです。自分では当たり前のことが左右全く違う。でも一度ですぐ溶け込むことができるのはそれに理解を示す自分があるからでしょうか。 しかしながらどこに行っても「ラーメン屋さん」はあるもの。私はもっぱらどこに行っても食事にはまずラーメン屋さんを捜します。昼食でも夕飯でも。関西はよく薄味と言われます。濃い味好きの私ですが、今回入った店で食べたラーメンのつゆの味はそう違和感を感じなかった。ホッとしましたね。 新大阪駅からの帰路、土産物売り場の前を通りかかったら数多くの商品が並んでいます。得意先に手土産にでもと思って品定めを始めたが、やっぱし手が伸びるのは子供が喜びそうなお菓子類。親馬鹿という私自身の文化はどこに行っても変わりそうもありませんなあ。