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2009年08月07日
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 かつて脱サラ前の職場で机を並べていた同僚が6月に亡くなりました。私より一回り若い人でしたが、奥さんと子供を残して旅立って行ったのです。

 職場では明るく大きな声で笑い、一緒に車で外勤をすると積極的に行動をしてくれました。若い頃は甲子園にも出場したほどの鍛えた体で、よく飲んでよく食べた好漢でした。私とともに職を辞し、退職金を全部つぎ込んで子供のために城を構えたものの、それも4年で主がいなくなったのです。

 奥さんから夫が抱えていた借金の金融会社から返済を迫られる電話が来るとの連絡がありました。金額はたいしたことないのですが、夫の借財を支払う義務があるのかということです。生前ならば保証人にでもなっていない限り妻に返済の義務はないのですが、こと相続になれば別の話し。相続というものは負債も遺産として相続人が引き継がなければなりません。もらうものはもらってマイナスだけはいらないという身勝手は許されません。どうしてもいやならプラスの財産まで放棄する必要があります。

 私は彼が亡くなったのを知らなかったので線香を上げに行きました。高速道路を使っても2時間かかります。遺影の前にしばらく座り、久しぶりの対面がこうなったことの落胆を心の中で会話し、生前の彼の愉快な口調を思い出していました。その傍らには残された2人の子供が姉弟で私とともに遺影を見ています。その姉は中学生で私の娘と同い年です。弟は小学生。まだまだ父親と遊びたかったであろう年頃の子を残していった彼の無念さはいかばかりであったか。

 奥様から資産の状況を説明を受けながら、私も一般的な相続の対応を説明する。一服しながら雑談をする中で振り向いた彼の遺影の視線が私を見ているように思えた。そして向き直れば2人の子供が身を寄せ合ってソファーに座っている。ここで私の腹も決まりました。

「安心せい、オレのできることはすべてやってやる。」

 次回はこのお宅の相続を事例を元に書き込んでみましょう。





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最終更新日  2009年08月07日 10時47分08秒
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