カテゴリ:テレビ・映画・本
最近、こちらを読んでます。
上・中・下巻ありますが、やっと中を 読み終えました。上巻の最初の方はまだ とっつきにくかったのですが、だんだん 引き込まれるようになってきてます。 著者の祖母の時代、母の時代、そして著者の 学生時代の頃の中国が描かれています。 近代史に疎かった私ですが、今は「これが 文化大革命だったのか」と驚いております。 「大地の子」を読んだときも、当時の中国の ことが書かれてましたが、こちらはもっと すごいです。 「大地の子」では日本人だからということで 迫害されてましたが、この小説では同じ中国人 だというのに、互いに陥れたり密告したり、、、 ホント、恐ろしい時代だなと思います。 思想がコントロールされていて、思ったことを 口にできない。口にしたら、捕まえられます。 エネルギーがあり余る若者は、暴力に走るし、 罪のない人の命がどんどん犠牲になった時代 だったみたいです。 これが昔のことかと思いきや、自分が生まれる 少し前の出来事なんて・・・ 今、聖火リレーのことが問題になってますが、 こうした背景が関係してるのだろうなと思いま した。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年04月11日 00時29分20秒
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