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ふと気が向いて…と言うにはあまりにも強迫的に、新潟市で催される「言葉の格闘技」朗読イベントに参加したくなって、15時に家を出た。
あらかじめ用意しといた朗読用の作品を車中で口ずさみながら…「なんか違うんでないかい?」の思いが…。今回のイベントは、絶叫短歌コンサートのプレイベントだ。なら、オレが届けたいものは何だ?朗読か?いや違う…「絶叫」だ!絶叫を届けるなら、今度のステージで披露しようとしてる新曲、「Wow,Yeah」しかないだろう。そうだそうだ、そうしよう! 三条市を過ぎるころには、主催者の了承も得ずにすでに歌う気満々で(笑)、用意しといた朗読の作品のことなどすでに頭の中になかった。 18時半、会場の酒屋(!)ワタミチに到着。ちょうど月乃さんやAKIRAさんが着いたところだった。 ワタミチは酒屋とゆうよりは、レンタルスペースみたような感じ。酒…置いてないし…(笑)。10畳ほどかな?さほど広くないスペースに、四角いボックス様のテーブルと椅子がならんでる。 会場には、懐かしい顔・顔・顔…。トモっち、晶ちゃん、コスゲくん、こわれ者のスタッフでご一緒した皆さん。皆の顔を見れただけでも、この日はよかった! KーBOXで一緒のシーガルさんも参戦。KACCOさんともうひとりの司会者REDも客として来ていた。 この日の参加者はオレをいれて6名。発表順に、トモっち、晶ちゃん、シーガルさん、オレ、ムラヤマ(だったかな?)さん、ミッチーさん。 トモっちは絵かきさん。こわれ者絡みでライヴペインティングを何度かしてる。自殺してしまった彼女への想いを、歌の歌詞にのせて朗読した。 晶ちゃんは女優さん、「ウミノカド」とゆう映画で女優を務めた。女優さんだから人前にでることはなんでもないだろな、と思ったが、開演前には「緊張するぅ」を連発していた。んw 萌ぇ!自作の詩を3篇朗読。小刻みに震える、原稿を持つ手から緊張が伝わってきて、何かいたいけなものを見るようでさらに萌ぇ萌ぇ!いやw よかった! シーガルさんは、拡声器を使ってのパフォーマンス。場所柄を考えて音量絞っていたのかな?ほぼ生声のよに聞こえたが。この日いち番の絶叫。 次がオレの反則技で、歌。なんでもアリのルールに甘えて歌わせてもらった。んw 思ったほどの絶叫ができなくて残念だったな…。まぁこの忸怩たる思いを、次のライヴにぶつけるのダ!AKIRAさんにはほめてもらったしぃ! ムラヤマさんの朗読は、福祉作業所での研修中に知り合った女性との顛末。フィクションの体裁をとっているが、ドキュメンタリだろ…と思うのは、あくまでオレの感想なんで気にしないように(笑)。こわれ者がストーリーに絡んでいて、面白かった。 6番目、東京から参加のミッチーさん。今回最優秀賞に輝いた彼女の朗読は、自らの性同一性障害と家族との関係…。言わば、自分自身の在り様を選びとってきた歴史だった。真実を吐露する言葉は、飾りつけないままで浄く、尊い…。そう感じさせる朗読だった。胸に迫る真情と実感が来場者の心を打ったものと思う。 月乃氏の朗読。氏のマイミクで元麻薬常習者のジロジロさんのブログを抜粋・朗読したものが大ウケ!ここにもまた、偽らざる言葉の力強さがあった。 我が「なんちゃって娘」アイコリンは、朗読とAKIRAさんの歌のコラボが素晴らしかった! そして…AKIRAさんの歌。今回も涙流しながら、同時にほほ笑みながら聴かせてもらった。『僕の後を来るな 僕は導かない』『僕の前を行くな 僕は従わない』 …なんて潔いんだろう!他者との関係性にもたれ寄り掛かられ、そうすることで、生きる力を分け与えられているオレなんかには及びもつかない…それでいて、憧れてやまない心の構えが、しなやかに力強い調子で声で、朗々と謳われている!あんなふうに…。あんなふうに謳えるように、オレもなりたい。 イベント後、「鳥の歌」で持たれた打ち上げも、意外な話をたくさん聴くことができてよかった。 望むように動いてかない心を、気持ちよく裏切ってやったいち日。心鈍くなっている今だからこそ、揺らしていかねばな…と、深くそう感じた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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