北海道庁のブログ「超!!旬ほっかいどう」

2010/08/05(木)09:57

平成22年度北方少年交流事業が行われました。

北方領土(1069)

 根室管内に在住する北方領土元居住者の子弟をはじめとした北方領土隣接地域の中学生からなる「北方少年」が内閣総理大臣や関係大臣へ表敬訪問などを行い、北方領土問題の早期解決を訴える「北方少年交流事業」が、7月24日(土)から7月28日(水)の日程で行われました。 7月24日と25日には、新潟県で関東甲信越青少年交流会に参加し、内閣府北方対策本部の講話を聞いたり、グループに分かれて北方領土問題に関するCM作成のプレゼンテーションをするなど活発な討議・交流が行われました。 また、27日には、内閣総理大臣を始め関係大臣の表敬訪問を行い、前原内閣府特命担当大臣(沖縄及び北方対策)をはじめ、仙谷官房長官、武正外務副大臣、高井文部科学大臣政務官にお会いすることができました。訪問の際に、中学生たちは、自己紹介とともに一言ずつ北方領土に対する想いを述べ、面会していただいた大臣はじめ皆様は、返還要求運動の次世代を担うであろう中学生たちの声に真剣に耳を傾けておられました。 前原内閣府特命担当大臣からは、「皆さんからの北方領土への想いを聞いて、北方領土が私たち日本人のかけがえのないふるさとであることを、より強く感じています。私も大臣として北方領土教育の充実など一日も早い返還に向け、今後とも精一杯努力していきます。」とのお言葉をいただき、子どもたち一人一人に記念品が贈られ、記念撮影を行いました。 子どもたちからは、参加者の根室市立歯舞中学校2年の秋山愛実さんの実家で採れた昆布で調理した昆布巻きを試食していただくとともに、いつでも北方領土に行けるようにしてほしいとの思いを込めて参加中学生自らが作った「北方領土返還切符」などを、参加者を代表して別海町立別海中学校3年の大橋丈一朗君が前原大臣に手渡しました。 その後、子どもたちは、国会などを見学し、7月28日(水)に帰路に就きました。今回、残念ながら菅総理や岡田外務大臣などには直接お会いすることはできませんでしたが、この訪問は中学生たちの一生の思い出になったことと思います。        北方領土対策根室地域本部北方領土対策室 村上

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