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2011/08/11(木)16:44

北方領土墓参(第2班)が行われました。(択捉島)

北方領土(1074)

北方領土対策根室地域本部からお知らせです。 平成23年7月25日から28日の日程で、北方領土墓参第2班の団員35名が北海道漁業取締船「北王丸」を使用して択捉島を訪問しました。 出発当日、根室港の天気は晴れでしたが、台風の影響で海が荒れ模様のため、この日の予定を変更して根室沖で一日停泊することとなりました。 翌日は一日待った甲斐があり、天気は快晴、波も静まり、国後島の雄大な景色を眺めながら、択捉島まで移動しました。 27日は択捉島に上陸し、留別墓地とポンヤリ墓地を訪問し慰霊祭と周辺散策を行いまし た。日程を変更したため、残念ながらオダイベケに上陸することはできませんでしたが、 北王丸のデッキで洋上の慰霊祭を行いました。7月25日出発式みなさん、お見送りありがとうございます。 (この日は海が荒れていたため、根室沖で一日停泊しました。) 7月26日爺爺岳(ちゃちゃだけ)に沈む夕日。2日目以降は好天に恵まれました。    7月27日択捉島に上陸墓地までの道はなく、草をかき分け進みました。途中、熊の足跡も見られました。遠くの海に見えるのは団員が乗ってきた船です。 留別墓地とポンヤリ墓地で慰霊祭を行いました。団長は、墓参で訪問したことを、声を詰まらせながら墓前に報告されていました。  ポンヤリ周辺を散策すると、昔の墓石が横たわっていました。かつて日本人が生活をしていた証です。前回の墓参訪問から7年が経過し、周辺の地形は砂丘化するなど、大きく変化したそうです。 オダイベケでは、残念ながら上陸はできませんでしたが、北王丸が墓地のある場所に出来る限り近づいて停泊し、洋上で慰霊祭を行いました。  択捉島からの帰路、「ライオン岩」と呼ばれる巨岩の横を通りました。ライオンが座っているように見えます。   

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