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カテゴリ:釧路(くしろ)地域
釧路総合振興局商工労働観光課です。
釧路地域の観光ポイントを手軽に巡ることができる定期観光バス。 摩周湖・屈斜路湖・阿寒湖を巡る「ピリカ号」を前回ご紹介しましたが、 「釧路湿原をみて、くしろ湿原ノロッコ号にも乗ってみたい」という方におすすめなのが、 定期観光バス「ノロッコ号とバスでのくしろ湿原めぐり」です(※事前に乗車予約が必要です。掲載内容は2012年夏現在のものです)。 釧路駅前のバスターミナルからバスに乗って、まずは「釧路市丹頂鶴自然公園」に向かいます。 冬はエサを求めて給餌場に集まってくるタンチョウですが、夏は湿原などの茂みに隠れていて、なかなか姿をみせてくれません。 でも、「釧路市丹頂鶴自然公園」なら夏でも確実にタンチョウに出会うことができます。 一見、普通の動物園のようにゲージの中でタンチョウが飼われているようにみえますが、この柵は上部が覆われていません。人間はタンチョウのいる柵の中に入れませんが、タンチョウは飛べるので、上から出入り自由。出かけていって、また帰ってきたりしています。この柵の中を自分の縄張りだと思っているようです。 「釧路市丹頂鶴自然公園」の次は、「釧路市湿原展望台」に到着です。 釧路市湿原展望台は、展示物が充実しています。 湿原の成り立ちなどの説明のほか、幻の魚と呼ばれているイトウなども展示されています。 釧路市湿原展望台の屋上からは釧路湿原を望むことができます。 釧路市湿原展望台から延びている遊歩道を片道20分ほど歩いて「サテライト展望台」まで行くとさらに間近に釧路湿原を望むことができるのですが、定期観光バスの停車時間内にサテライト展望台まで往復することはできないので今回はあきらめました。 狭い砂利道を通って、「コッタロ湿原展望台」に向かいます。 釧路湿原周辺には、「細岡展望台」や「サルボ展望台」などの展望台が点在していますが、「コッタロ湿原展望台」もそのうちの一つです。 バスが停車する駐車場から、小高い山の山頂近くまで階段を上ること10分ほどで「コッタロ湿原展望台」に到着です。 長い階段を上る覚悟が必要ですが、上った先には湿原らしい景色が待っています。 塘路湖の湖畔に建つ「エコミュージアムあるこっと」に到着。 ”やちぼうず”や”やちまなこ”のジオラマや、湿原に暮らす鳥や動物の説明などが展示されています。 「あるこっと」からバスで数分の移動で、塘路駅に到着です。 塘路駅から釧路行きの「くしろ湿原ノロッコ号」に乗車です。 ノロッコ号には指定席と自由席がありますが、このバスツアーでは自由席を利用します。列車の運賃は料金に含まれています。 客車内はキタキツネのぬいぐるみなどが飾られています。 釧路川の蛇行をみたいのであれば、進行方向に向かって右手側の席がおすすめです。途中、遠くに岩保木水門などもみえます。 ノロッコ号に乗って釧路駅に到着。 釧路駅前のバスターミナルを出発してから、所用時間5時間弱です。 予約方法や運行期間などの詳細につきましては、阿寒バスのホームページ http://www.akanbus.co.jp/を参照願います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012.08.24 16:01:46
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