2013/01/29(火)11:15
しりべしの原風景紀行(No.5)
雪だるまのファッションショー開催中!
後志総合振興局地域政策課のチェキ太郎です。
年明けから連載を始めた「しりべしの原風景紀行」では、厳冬ならではの後志地域で見られる面白い風景を妖怪に見立ててご紹介してきましたが、幸いにして、ここ1週間ほどは大雪に見舞われることもなく、新たな妖怪の出没情報がありません。
今回は、全国の妖怪ファンの皆さまには大変申し訳ありませんが、妖怪シリーズを小休止させていただきまして、JR倶知安駅前の愛くるしいマスコットをご紹介しましょう。
JR倶知安駅に降り立つと、この可愛らしい雪だるまのマスコットが皆さまを出迎えてくれます。この雪だるま、倶知安町らしくスキーの形をした柱の上にちょこんと乗っておりまして、鼻は北海道の形をしています。
そして、乗降客を毎日楽しませてくれるのが、日々変化する雪だるまのファッションです。写真の雪だるまは、まるで帽子を被っているように見えますが、これはすべて降り積もった雪です。豪雪地帯の倶知安町ですから、マスコットにも容赦なく雪が降り積もり、ちょうどその着雪した雪の形が、ヘアスタイルや帽子に見えたり、マフラーや衣服のようにも見えたりと、その姿はとっても可愛らしく、地元の人にも大変愛されています。
こちらの写真は、帽子を少し深めに被ったキザでちょい悪の雪だるまです。
雪だるまの装いは、大雪が続くとどんどん厚着になり、天気が良くなると雪が溶けて軽装になっていくのも面白いところです。
JR倶知安駅を利用する機会がありましたら、ぜひ、雪だるまのファッションチェックをしてみてください。
◇しりべしの原風景紀行◇
後志地域には、支笏洞爺国立公園やニセコ積丹小樽海岸国定公園などに代表される優れた景勝地や、小樽運河をはじめとする歴史的な町並みなど魅力ある景観が数多くありますが、このシリーズでは、後志で生活する者の視点で、何気ない日常の一コマや心に残る情景などを「しりべしの原風景紀行」と題して不定期にご紹介していきます。