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2013/11/15(金)22:36

北海道の城?上ノ国町・花沢館跡に行っちゃった。【檜山放送局No.34】

檜山(ひやま)地域(812)

 こんにちは。  檜山振興局地域政策課の○夫です。  今回の放送は、「北海道の城?上ノ国町・花沢館跡に行っちゃった。」です。 ■北海道の城?道南12館  15世紀頃、蝦夷地・北海道に渡党(わたりとう)と呼ばれる人々が進出し、北海道南部の地域に館(たて)と呼ばれる拠点を築きました。   道南12館と呼ばれるこの拠点。  上ノ国町には、花沢館跡と比石館跡の2箇所があります。  このころ、道南は、津軽の安藤氏の支配が及び、北斗市を中心とした「下之国」と、松前町を中心とした「松前」、上ノ国町を中心とした「上之国」に守護が置かれていたそうです。  ちなみに、北海道最古の記録書である「新羅之記録」(しんらのきろく)によると、1457年のコシャマインの戦いの際、今回ご紹介する花沢館は、蠣崎季繁(かきざきすえしげ)が館主として守っていました。 ■国指定史跡・花沢館跡  花沢館跡は、JR江差線・上ノ国駅から国道228号線を松前町方面に向かう沿道にあります。  上ノ国駅から上ノ国町役場を過ぎ、天野川を渡るとすぐ左手に見える消防署が目印です(^-^)。 (地図)青い枠線で囲った部分にある点の場所に「花沢館跡」があります。  ○夫が花沢館跡に付くと、明らかに不自然で人工的な緩やかな傾斜地が待ちかまえていました。 (写真)緩やかな傾斜地。  こっこれはなんだ!  探検隊復活かっ!?  いや、今回は、上ノ国の館を旅する旅番組なのだ。  旅番組と言えば、温泉とか美味しいごはんとか、美しい自然とかを品行方正にご紹介するのだ!  なんて○夫にピッタリな企画でしょう( ̄▽ ̄)ヾ(--;)。  ということで、○夫は花沢館跡をぶらタモリ(byNHK)することとしました~(^-^)(旅番組どこいった・・・(=_=;))  花沢館跡は、南北に200m、幅は80mもあり、南側から北側に向かって6段の平坦部があります。館の一番上から下部分までは約50mもあるんですよ~。   (写真)傾斜地を登って行くと、所々に平坦部が。日頃運動不足の○夫は、息を切らせて登っていきます(T_T)  花沢館跡からは、昭和20年頃に2000枚もの銭が発掘され、その後、珠洲焼きのすり鉢や中国製の青磁、白磁なども発見されました。  陶磁器の年代は15世紀代のものだったそうで、16世紀に、近くの勝山館跡(連載4回目にご紹介)が本格的に機能する前には、廃城になっていたと考えられています。  花沢館跡は、単に高さがあるだけではなく、堀や壕も張り巡らされていました。  発掘調査によって、幅11m、深さ3.9mもの堀が発見されたほか、柵跡などもあったそうです(^-^)。 (写真)大股開いて写真撮影したら、おニューのズボンのおしりがビリッと。 まじっすか・・・(T▽T)。恐るべし、花沢館。  とんだハプニングで、心がポキッと折れたものの、まだ連載の1回目だ。  ここで挫ける訳にはいかないぞ!(いや、もうすでに心折れてますけど。。。)。  「わかさ~♪わかさってなんだ~♪振り向かない~こと~さ~♪」と宇宙刑事ギャバンを歌いながら坂を上っていく○夫。  心持ち、歩幅が小さくなったものの、徐々に見晴らしのいい場所へ。 (写真)上ノ国町の市街地が見える、なかなか見晴らしの良い場所。これ以上は、木々が生い茂り、坂も急になったので、歩幅を狭めた○夫には進めませんでした(T_T)。 ■春はお花見が良し  花沢館跡には、花沢公園や花沢温泉があります。さらに、桜も植えられているので、春には桜のお花見も楽しめるんですよ~(^-^)。  おおっ!旅番組らしくなってきた(自画自賛)( ̄▽ ̄)。   (写真)花沢公園。同僚の蝦夷バカ貝さんのお子さん達も喜ぶ遊具もいっぱい。 (写真)○夫が春に訪れた時は、桜の花が満開でした。   (写真)花沢温泉簡易浴場と、可憐に咲く桜。 ちなみに、温泉は大人200円。  本当は、旅番組らしく、温泉に入って帰ろうと思ったのですが、訳あってこの日はおとなしく帰ることとしました・・・。  さわやかな風を感じつつ、帰り際、ふと振り返ると、桜の花びらが風に舞っていました。  「花沢の 桜もズボンも 散り際が良し」 ○夫 ※いつもご覧いただきありがとうございます。 全国の皆さまへ、北海道でも古い歴史と文化、美しい自然を有する「檜山」(ひやま)7町の魅力をご紹介します!みなさまの心温まる「いいね」で、檜山チームのモチベーションが高まっておりますm(_ _)m。これからも頑張ります!

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