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2017/05/10(水)17:16

「昭和新山登山会」に参加しました!

胆振(いぶり)地域(292)

胆振総合振興局地域政策課です。 去る4月15日(土)、NPO法人有珠山周辺地域ジオパーク友の会主催の「昭和新山登山会(ジオツアー)」が開催され、振興局からも5名参加しました! 昭和新山は規制区域のため、普段は登ることができません。そのためか、事務局の方に聞くところによると、募集を開始してあっという間に定員に達したとか・・・(当日の参加者は59名!) 当日は時折り晴れ間が見える曇り空で、強めの冷たい風が吹いておりましたが、火山マイスターの方の説明を聞きながら、気持ち良い汗をかいて登山会を終えることができました! その様子を一部ご紹介します。 まずは、全員で軽い準備運動をし、さっそく出発です。こまめに休憩をとりながら山頂を目指しました。 休憩中、見上げるとすぐ目の前には赤い山肌が。 休憩中には、火山マイスターの方が、昭和新山についての説明をしてくださいました。(写真中央、緑のベストを着ている方が火山マイスターの方です。) 登っている途中、洞爺湖が見えました。あいにくの曇り空のため、写真の見栄えは良くありませんが、曇り空でも肉眼で見るとすばらしい景色でした! ちなみに、晴れているとこのような風景が目の前に広がります。(2014年6月に登山した時の写真です。) 登りはじめて約1時間程度で、山頂手前に到着。荷物を置き、更に15分ほど登り山頂を目指します。 ちなみに山頂は、写真の丸く囲っているあたりになります。 昭和新山は、地熱の温度が下がってきてはいるものの、写真のようにまだまだ噴気が立ち上る山です。山頂までの途中、地面に手をあててみると、熱を感じることができ場所によっては熱いと感じる場所もありました。 山頂付近の山肌は柔らかな赤土です。   山頂手前から約15分で山頂到着。下に駐車場が見えますが、これ以上乗り出すと滑落してしまう断崖です。 山頂を下り、昼食を終え下山です。 下山途中も、火山マイスターの方からの説明を受けました。 昭和新山ができた当初は地熱の温度が高く、植物にとっては生きることができない場所でした。しかし、長い年月をかけて地熱の温度が低くなることで、植物が生きられる場所に変化し、緑が増えてきました。 休憩含め約4時間の登山は、日頃運動不足の体には少しきつかったですが、とても良い体験となりました! 噴気を間近に見ることができ、地熱を肌で感じ、植物の力強さを目の当たりにした今回のツアーは、まさにジオ(地球)を感じるツアーでした。 昭和新山には普段は登ることはできませんが、洞爺湖有珠山ジオパークには他にも見どころや、「変動する大地と人間との共生の歴史」について学べる場所がたくさんあります。 詳しくは、洞爺湖有珠山ジオパークのHPをご覧ください! http://www.toya-usu-geopark.org/(洞爺湖有珠山ジオパークのホームページ)

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