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2018.10.22
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​​​​​北海道の左上
留萌振興局
森林室です!!!

小平高等養護学校木工科1年生の生徒5名が
小平町の「落田林産」で現場見学授業を行いましたスマイル
6月に行った林業現場見学授業に続き、
今回は木炭づくり現場見学授業です。

小平町で、農林作業の傍ら製炭業を営む「落田林産」の落田勝幸さん宅を訪問し
木炭づくりの現場を見学させていただきました目
 落田勝幸さん
落田さんは留萌管内ただ一人の「森の名手・名人」(国土緑化推進機構認定)。
長年の木炭づくりの功績が認められ、
平成26年度に「加工部門(炭窯づくり・炭焼き)」で認定を受けています!
”スーパー林家”落田さんについては、
北海道留萌振興局森林室のHP(るもい木育コレクション)にてご覧ください。

http://www.rumoi.pref.hokkaido.lg.jp/sr/srs/mokuikukorekusyon.htm
(るもい木育コレクション 特別号「背中・足跡・生き様・玄人」)

挨拶の後、落田さんのつくる木炭の特徴を紹介しました。
 木工科1年生の生徒たち

落田さんのつくる木炭は、爆ぜづらく、火力が強くて火持ちの良いのが特徴です。
 まろやかな火がほこーっ炎と続きます 

まず初めに、落田さんの木炭を使って、飾り炭づくり体験をしました。
  見本と作り方説明
マツボックリやドングリ、イガグリなどを材料にして、
小さな空き缶で作りました。
 
材料を入れた空き缶にアルミホイルで蓋をして、
ホイルに小さな穴を一つ開けます。
それを、キャンプ用コンロに熾しておいた木炭の上に置いて・・・
 
ホイルに開けた穴から、初めは白い煙が吹き出しますが、
その煙が無色になったら火から下ろし、冷ましておきます。
できあがりは、冷めてからのお楽しみうっしっし

さあ、いよいよ本格的な木炭づくり現場の見学です。
木炭づくりが行われている窯は、消火のために空気孔を閉じたのが
見学授業の10日前。
見学の前日に窯の入り口を開けて、できあがった木炭の4分の3ほどを
取り出して、見学しやすくしてくださっていました。
 炭焼き窯の内部きらきら
 
まだほんのりと暖かい炭焼き窯の中で、
炭焼き作業の手順などを教えていただきました。

窯の上部、煙突部(空気孔)も見せていただきました。
 
窯に木材を詰めて火を入れると、初めは白い煙が出ます。
それから、徐々に煙突部を閉めて空気の通りを少なくしていくと、
煙の色は青くなってきます。それが炭化が始まった合図。
その後、木炭を固く仕上げるために、煙突部で空気量を微妙に調節する技術は
長年の経験により培われてきた職人技といえるでしょう。

落田さんの木炭は、小平町産のイタヤカエデ葉から作られています。
原木を、炭づくりに適した太さに割るための作業も見せていただきました。
 
機械を使う前は、手作業で原木を割っていたとのこと。
「昔に比べたら、楽になった」と笑顔で話していました。

出来上がった木炭は、長さをそろえて切り、袋や箱に詰めて製品に。
小平町「道の駅」や管内Aコープなどで販売されています。
  「小平木炭」

木炭づくりの一連の作業を見学させていただいた後、
初めに作業した、飾り炭づくりの缶を開けてみました。
 きれいな飾り炭ができあがりましたオーケー
飾り炭は、鑑賞や室内消臭剤などに用いることができます。
各自、持ち帰りました。

 「貴重な体験をさせていただきました」

              落田さんの挨拶
「樺太で生まれこの地に来て、何も分からず木炭づくりを始め、
作り続けてきました。長く続けること、そして辛抱が大事です。
皆さん、社会に出て頑張ってください。」
人生の重みを含んだ、お人柄のあふれる暖かみのあるお言葉でした。

どうもありがとうございました。​​​​​






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最終更新日  2018.10.22 09:53:27


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