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2019.01.10
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カテゴリ:国際交流
こんにちは。
総合政策部政策局総合教育推進室です。

​​​若者の海外留学を官民挙げて支援する「ほっかいどう未来チャレンジ基金」により留学中の鴻野さん(浦幌町)から、12月の活動の様子が届きました。​​​


北海道の木材を活かした家具デザイナーを目指す鴻野さんは、生態系や林業の中での「木」に関する学びを深めるため、フィンランドのアアルト大学に留学しています。

ほっかいどう未来チャレンジ基金HP
http://www.pref.hokkaido.lg.jp/ss/sky/mirai-jinzai.htm
ほっかいどう未来チャレンジ基金Facebook
https://www.facebook.com/mirachalle/


みなさまいつもお世話になっております。12月の活動報告です。
12月になりフィンランドの街中はクリスマスムードで街のいたるところがイルミネーションで輝いています。これも長くて暗く寒い冬を楽しむための一つの工夫なのかなと身をもって体感しております。



ウッドプログラムの前期の最終課題は、ツールという道具に焦点を当てた課題と、引き続きコリア(Koria)駅の待合室の設計プロジェクトを行いました。

ツールという課題はペアで制作する課題で、450mm×450mm×140mmの木のブロックに、ペアで選んだ一つの道具のみを使用してアートピースを制作するという課題でした。私のパートーナーはポーランド出身メキシコ在住のホアン=カルロスで、彼は日本の大工仕事にとても関心があり、以前の課題でも組木などのテクニックを実践していたので、今回の道具は鑿(のみ)を選び、手仕事で表現できるものの面白さ、美しさを表現することにしました。



ただ、並行して進めているコリア駅の課題も最終提出間近で、いかに効率良く作業を進めていくかも重要なポイントとなりました。表現した形はとてもシンプルで、正方形のブロックの中に円を彫り込んでいくというものでした。いかに要素を少なくして、なおかつアートピースとして見えるようにするために、表面の加工方法には気をつかいつつ、木目方向に対しても意識を払い制作しました。

円の内側は中心に向かってなだらかにカーブするように彫り進め、丸鑿が生み出す凹凸を大事にしました。円の外側は、内側のクリーンな表情とのコントラストを強調するために、ランダムに荒々しく削り込みました。講評では、私たちが意図していた要素をしっかりと作品から感じ取ることができた、とのことでした。短い制作期間でアートピースとして成立させるのは難しかったですが、うまく表現できたかと思います。

 

コリア駅の待合室の設計プロジェクトの方は、最終講評に向けて様々なディテールを詰めていきました。この課題では、建物だけではなく駅周辺のランドスケープも含まれており、人々の導線や様々なシチュエーションを想定しながら進めていきました。私のコリア駅の最終的なデザインコンセプトは「駅と町を結ぶ」ということで、日本の縁側を参考に設計しました。

 

 

なぜ縁側にしたかというと、縁側は内側でも外側でもないというあいまいな空間で、普段は廊下として使用されることが多いですが、外向きに座ることでベンチやテーブルとして使用することができるという日本独自の建築様式が、町と駅を結ぶのには適していると考えたからです。

 

ただ待つだけの建築でなく、人々がそこに集い友達や恋人や家族と幸せな時間を過ごせるような空間構成を心がけました。そして私はこの建物を「E LÄMÄ」と名付けました。フィンランド語で人生や生活を意味しています。この駅を通じて、私の設計した建物が、人々の生活をより幸せする手助けができたらいいなと思いこのような名前にしました。

 

また、1月には16名の中のアイデアから1つのアイデアが選ばれ、後期はそれを実際に建造していきます。どのプロジェクトが採用されても良いような質の高いプレゼンテーションでしたので、どれが選ばれるかとても楽しみです。またどれが選ばれても自分自身の力を最大限に発揮し、より質の高いものにしていきたいと思います。

残すところあと半年ですが多くのことを学び見つけていきたいと思います。引き続き精進していきますので、ご声援ご協力のほどよろしくお願いいたします。






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最終更新日  2019.01.10 13:40:48


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