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2019.02.15
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カテゴリ:国際交流
こんにちは。
総合政策部政策局総合教育推進室です。

​​​若者の海外留学を官民挙げて支援する​「ほっかいどう未来チャレンジ基金」​により留学中の今村さん(浦臼町)から、1月の活動の様子が届きました。​​​

浦臼町のワイナリーに勤務する今村さんは、北海道でも栽培が可能となりつつあるワイン用ブドウ品種(ソービニヨン・ブラン)の銘醸地ニュージーランドに渡航し、栽培技術を習得しています。

ほっかいどう未来チャレンジ基金HP
http://www.pref.hokkaido.lg.jp/ss/sky/mirai-jinzai.htm
ほっかいどう未来チャレンジ基金Facebook
https://www.facebook.com/mirachalle/

こちらニュージーランドは夏真っ盛りです。気温は30度を超える日が続くようになり、太陽は一段と地球との距離を縮め、じりじりと焼けるような日差しを提供しています。実際にこちらの太陽光線の強さは、日本と比べて7~8倍もあるとのことです。

 

現在私が研修中のChurton winesでの作業は、無事に着果を終えて果粒が膨らみ始めたブドウの房(開花期を終えてこの時期にようやく、誰もが知っているあのブドウの形になります)を、収穫期に向けてより良い状態で成熟させていけるように、果房周りの環境を整えていくようなものが中心となっています。

 

 と、書き始めましたが、今回の活動報告はブドウ栽培についての事から少し離れて、マールボロのワイン産業を支える労働力に焦点を当ててみたいと思います。

Churton winesで働くのは、私を含めて常勤として約5名です。ニュージーランド人3名、フランス人1名、そして私、日本人1名。約5名と書いたのは、そのうち1名は週2日程度の勤務ですので、実質4名での作業です。地元の大学のワイン学科の学生からワーキングホリデーで滞在している青年、また勤続15年のベテランと、国籍も年齢層も幅広いです。

  

そして、それとは別に特別な人手を必要とするような作業がある場合は、コントラクターと呼ばれる方たちが来ております。コントラクターとは、日本でいう派遣会社のような存在で、主にタイ、バヌアツ、フィジー、サモアといった南洋の島国の人々が中心となっているようです。いわば出稼ぎのような形で、コントラクターの方たちはここニュージーランドへ約半年周期(例えば1月~6月までのチームと7月~12月までのチームが代わる代わる入れ替わりでやってくる)で訪れ、働いているとのことです。

以前のマールボロのブドウ栽培を支えていた主な労働力は、世界各地から集まるバックパッカーやワーキングホリデーの人々であったとのことですが、現在ではこのコントラクターの人々の力が非常に大きな割合を占めてきているようです。また、今後さらに栽培面積を増やしつつあるマールボロでは、より大きな存在になっていくだろうとのことです。

北海道においても、今後ワイン産業の成長・拡大を目指していくうえで、労働力の確保というのは避けては通れない問題になっていくと思われますが、ここマールボロでのワイン産業に携わる人々の雇用システムは、何かしらの示唆を与えてくれているような気がいたします。

 



またもう1点、労働力という点に絡めて申しますと、3か月目を過ごしつつある私が現在非常に痛感しているのは、「英語の重要性」です。

世界中の人々がここニュージーランドを訪れワイン造りに携わっていますが、当然ながら言葉は英語です。皆、日々のコミュニケーションはもとより、ブドウ栽培やワイン醸造における最新の研究論文やデータ、ニュース、それらをインターネットや紙面で読んだり発信しながら、「英語」というツールを介して、随時、着実に情報を共有しあっている様子に、ただただ茫然としてしまいます。

グローバル時代と言われて久しいですが、パソコンを使いこなすよりもまず英語をしっかりと使いこなすことの方が、日本でのワイン造りにおいても喫緊の課題なんじゃないだろうか、ニュージーランドまで来て今更?と言われそうですが、そんなことを考えております。

さて来月2月は「マールボロ・ワイン&フード・フェスティバル」が開催されます。次回の活動報告はこちらを軸に、懸案のワインツーリズムについても報告できればと思います。






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最終更新日  2019.02.15 13:14:30


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