2019/11/12(火)16:27
ネイパル厚岸「アイヌ文化にふれよう」について
こんにちは!ネイパル厚岸です。
ネイパル厚岸では、11月2日(土)~4日(月)に小学3~6年生を対象とした主催事業「アイヌ文化にふれよう」を開催しました。
参加した38名の子どもたちは、3日間さまざまなアイヌ文化を体験しました。
まずは資料を見ながら、アイヌ文化とはどんなものか学びました。
みんな、アイヌ文化に興味津々。
説明を聞きながら資料を読み込む姿は真剣です。
クイズやカルタでアイヌ語にふれよう!
二択クイズに挑戦!何問正解できるかな?
白熱のカルタ大会。
アイヌ語の発音は少し難しかったのですが、自分たちで読み札を読むことにも挑戦しました。
夜は読書タイム。アイヌの物語を読みました。
アイヌの英雄のお話や神様(カムイ)のお話をじっくり味わいます。
2日目はアイヌの子どもたちが遊んだ「シノッポンク(遊び弓)」作りを体験しました。
ナイフでヤナギの枝を削って作ります。
怪我に気を付けて慎重に・・・
完成した弓矢で、獲物を狙って発射!
アイヌの子どもたちはこうして遊びながら狩りの腕を磨いたそうです。
続いて、アイヌの伝統的な楽器「ムックリ(口琴)」作りも行いました。
竹を削り、薄くした弁をふるわせて音を出します。
彫刻刀で、竹が薄くなるまで根気よく削ります。
音を鳴らすのにもコツをつかんだ!?
何度も練習するうちに上達していきます。
この日の夜は、火を囲んでアイヌの歌と踊りを教わりました。
先生に「ウポポ(座り歌)」のお手本を見せていただき、全員で挑戦。
みんなの歌声が体育館に響きました。
火の周りを回りながら「フンペ リムセ」という踊りを踊りました。
クジラが潮を吹く様子を表した踊りだそうです。
みんなとても楽しそう!
3日間を締めくくるのは、アイヌ文様の切り絵。
おりがみを折って、切り抜き、最後に開くと・・・素敵な文様が現れます。
3日間の思い出と一緒におうちへ持ち帰りましょう。
閉会式では3日間の感想を発表し、全てのプログラムを終了しました。
たくさんの体験をして、アイヌ文化について学ぶことができました。
しかし、まだまだ知りたいことが増えたようで、興味は尽きません。
これからもアイヌ文化についてたくさん学んでくださいね!