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2020.02.14
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カテゴリ:国際交流
こんにちはスマイルバイバイ
総合政策部政策局総合教育推進室です!

​​​​​​​若者の海外留学を官民挙げて支援する
​​​​​​​​​​​​​​​​「ほっかいどう未来チャレンジ基金」​​​​​​​​​​
​​​​​​​​​​​​​によりアラスカでインターンシップとフィールドワークを行い、需要側のニーズと供給側の意識のギャップに注視しながら、アドベンチャーツーリズムについて調査・研究を行う学生留学コース海辺菜々美さんから1月の活動の様子が届きましたスキーきらきら  

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 留学先のパーマ市では-29度を記録する日があるなど厳しい寒さの中ですが、道産子の力を発揮して元気に過ごしております。

 1月は、受入機関であるパーマ ミュージアム・ビジターズセンターとパーマ高校でのボランティア活動、パーマ中学校での姉妹都市交流のオリエンテーション、パーマ・佐呂間会主催のJapanese New Year’s Celebration(新年のお祝いイベント)の参加に加え、Chena Hot Spring Resort(チナ温泉リゾート)で1週間のインターンを行いました。

 パーマ ミュージアム・ビジターズセンターでは、ホームページ(HP)の作成を行いました。HPを見て、改善点をまとめ、ManagerのSamさんに報告をし、その後はLODGING(宿泊施設)やSHOPPNG(買い物)、RESTAURANT(レストラン)に表示されているパーマ市内にあるお店の情報を記入しアップしました。

 HP作成は始めての作業で心配でしたが、メディアコーディネーターのLauren Marcum-Whiteさんのサポートもあり、無事に依頼された作業を終えることが出来ました。これまで小さなお手伝いはしてきましたが、初めて自分の仕事が形として残ったことに、達成感が生まれました。

 また、作業をしながら、HP作成の方法やパーマのビジネスを知ることができました。今の時代はインターネット、SNSでの情報収集が主流ですが、地方都市ではまだまだ遅れている現状があります。これまでのものに頼るのではなく、時代に合わせた情報提供が必要だと感じました。見やすさやデザイン、フォトジェニックも欠かせないポイントです。

 パーマ高校では、授業のサポートと、日本語クラスの生徒がデザインした年賀状にメッセージを日本で書き、佐呂間高校に送るというプロジェクトのお手伝いをしました。このプロジェクトは双方の高校に対して関心を持つ良いきっかけです。私の持っている知識を、学習者と共有して感謝される経験は、現在大学で取っている日本語教員養成コースを修了するための力になりました。

 パーマ中学校での姉妹都市交流のオリエンテーションでは、来年の6月に2週間佐呂間を訪問する中学生に、私たちの家や生活のこと、佐呂間の学校のことについて、質問に答える形で教えました。自分ひとりだけで日本のホストファミリーと2週間過ごすことに、緊張と不安を感じるのは私も同じでしたが、生徒からはその気持ちがとてもよく伝わってきました。こちらにいる間は、できるだけ生徒たちに佐呂間や日本のことや、交換留学の経験を伝えることなど、私にできるサポートをしていくつもりです。

 パーマ・佐呂間会主催のJapanese New Year’s Celebrationは、日本のお正月の文化を広めるイベントで、書初めと羽根つきを行いました。書初めは、初めて漢字を書く方もいて、漢字の書き順やバランスをとるのに苦戦する姿が多く見られましたが、自分が書きたい言葉を日本語で書くということ自体を楽しんでいたようでした。また、参加者のJackさんが、風呂敷を持参し、結び方を教えるワークショップを開催していました。日本文化をこちらの方が広めてくださっていることに驚きましたが、とても嬉しく、自国の文化の素晴らしさを逆に教えていただきました。

 1月21日から28日までは、パーマ市から600㎞以上離れたChena Hot Spring Resort(チナ温泉リゾート)でインターンシップを行いました。

 フェアバンクスからも約100km離れているため、公共機関や設備がひとつも届いていない場所のため、地熱を利用した発電所を備え、自家発電をして電力を補っています。  

 その他、温泉のお湯を使って温めているグリーンハウスで自家栽培したレタスやトマト、スパイスなどをレストランで使用しています。アクティビティとして、発電所とグリーンハウスのツアーを行っていることから、エコツーリズムを行っており、また、SDGsの「7.エネルギーをみんなに そしてクリーンに」「11.住み続けられるまちづくりを」にも当てはまる取り組みをしているリゾートでもあります。

 冬の期間に行われているアクティビティは、アイスミュージアムツアー、雪上車で移動して山頂からオーロラを見るツアー、犬ぞり、犬舎見学ツアー、スノーモービルツアー、フライトツアーなどがあります。どれも自然と直結した観光ツアーとなっており、ここには自然を楽しみに来る宿泊客・日帰り客が集まります。お客さんの30-40%はアジアからのお客さんであり、以前は、日本からのお客さんが非常に多かったのですが、チャーター便が廃止されてから一気に減少してしまいました。

 このリゾートで働いている森さんのーディネートのもと、日替わりで犬舎、アクティビティデパートメント、グリーンハウス、フロントデスク・ギフトショップ・ハウスキーピングで職業体験を行いました。各部門での気づいたことを紹介したいと思います。
 まず犬舎では、働いている方々の犬に対する愛情をとても感じました。犬と共にする仕事なので、愛情は必要不可欠。さらに動物を相手にするので、犬の様子を見て臨機応変な対応が求められる仕事だと思いました。
 

 アクティビティデパートメントでは、アイスミュージアム・グリーンハウス・発電所のツアーに同行しました。この部門で大切なのは、まず知識です。この日は特に多かったようですが、お客さんからの質問に答えなければならず、答えが分からなくても“知らない”とは言えないので、上手い対応が求められていました。また、言語の大切さも思い知りました。

 最終日のハウスキーピングでは、担当してくれたDanielさんがとても面倒をよく見てくださりました。これまでのインターンを通して、多くの方が、たった1週間しかいない私に気を配ってくださりました。そんな姿を見て、私が社会人になったら、営業先や顧客だけでなく、仲間内などの周囲にまで目を配れる人になると決意しました。

 リゾートの中だけでもたくさんの種類の仕事があること、私たちの生活に密接したものとなるともっと多くの仕事があり、それに従事する方々のおかげで、毎日の暮らしが成り立っていることに気がつき、感謝の気持ちが大きくなりました。このインターンで学んだことは、リゾート業界だけでなく、観光業を始め、多くの業界に共通することだと思います。

 チナ温泉は中心地から離れているのにも関わらず、国内外からたくさんの方が訪れます。北海道の地方でも呼び込む力さえあれば距離は理由にならないというモデルだと思います。ブランドを作り、その価値を高めること、ターゲットをしっかりと絞ったマーケティングで顧客の獲得を目指せば、地方へ足を運ぶ観光客を増せるということがわかりました。

 チナ温泉をはじめ、アラスカの観光のピークは夏季(5~8月)で、冬に落ち込む観光客数を増やすことが課題だそうです。一方、北海道は冬にも観光客が訪れているので、これからは、それを伸ばすこと、雪まつり以外の観光資源を発見し、発信していくことだと思います。流氷や雪などの自然を活かしたアクティビティに加え、文化的な面でも、なにか魅了出来れば良いと思います。

 私の留学を支えてくださっている日本国内外にいる関係者、支援者の皆さまにはいつも感謝しています。ありがとうございます。留学生活も残り少なくなってきましたが、2020年も応援していただけると嬉しいです。   


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最終更新日  2020.03.05 15:18:37


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