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カテゴリ:国際交流
こんにちは、国際課欧米交流係です 2020年に北海道がアメリカ・マサチューセッツ州と姉妹提携を結んで30周年を迎えたことを契機に、マサチューセッツ州に関する様々な情報を発信しています。
出生地は滝川ですが、育ちは北海道ではありません。でも母が新十津川出身で、小さい頃から毎年夏は北海道で過ごしていたのと、5年ほど札幌に住んだこともあり、北海道は故郷のように思える大好きな地です。
主人の転勤で、マンハッタンから引っ越して来ました。元々の留学はやりたいことが分からなかった学生のころ、語学留学先のマンハッタンで、夢を追いかけ輝いている学生たちを見てハッとさせられたことがきっかけでした。その後、マンハッタンの大学に入りアートと人類学を、シカゴでデザインを学びました。 現地での生活の様子を教えてください。 留学した当初は英語がうまく話せなかったため、日本では強気だった自分がやむを得ず人に頼ることが増え、気づいたら以前よりもずっと素直でオープンになっていました。このように海外生活を始めると、当たり前にしていたことができなくなりチャレンジやフラストレーションが多いですが、その中で成長や発見などがあることがとても多いです。
一番好きな場所はICA(コンテンポラリーミュージアム)のギャラリーとそこから見るボストンハーバーの景色です。また夕暮れ時に、ICA周辺の海沿いの道を歩くのも大好きです。郊外ではボストンから北上したイギリスを思わせるようなクレーンビーチやその周辺の街、西方面では何度行っても飽きることのないウォルデンポンドやデ・コルドバ・ミュージアムが自分にとって居心地よく落ち着く場所です。
昨夏、数年ぶりに訪れた北海道は、手作りチーズや日本ワインにこだわった小規模ワイナリーなどクラフトフードや地元の食材にこだわっているレストランが増え、より魅力的な地に変わっていました。 実際に暮らしているとそのよさを軽視しがちですが、実は北海道は生活の質が高く将来への可能性をたくさん秘めた土地だということをみなさんに実感していただきたいです。そして仕事を求めて出て行く代わりに、いつか学んだことを生かし北海道という地で何かを始める道産子が増えたらなと、遠くボストンから密かに願っています。
人生には驚くほどたくさんの選択肢がありますが、それは色々な経験を積んで視野を広げていかないと見えてきません。ですから多くの方に、机の上だけでなく実際に行動を起こしていろんな経験をしてほしいと思います。旅行やボランティア、レクチャーに参加するなど小さなことや失敗を含め全てが経験です。
マサチューセッツ典型的な海辺の町
マサチューセッツ通信では、北海道とマサチューセッツ州の姉妹提携30周年を契機に、これからも交流事業やマサチューセッツ州の情報、現地で活躍されている方などを紹介していきます。 バックナンバーはこちらからご覧ください。(HP マサチューセッツ州姉妹提携30周年HP) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021.02.26 15:03:36
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