まだ、震災の爪痕残る女川町。
この町では、毎年８月９日にあるイベントを行っています。
それは、「光太郎祭」
高村光太郎が女川に来たことを記念して、地元有志が光太郎の文学碑を建立。
行政の助成金等には一切頼らず、地道に寄付を募りました。



（去年の様子・去年のブログ記事はこちらから。）

その中心人物であった事務局長の貝廣さんは、今回の震災で被災。
今回の第２０回となる光太郎祭も開催が危ぶまれましたが、
貝さんの文化育成・発信の志を受け継ぎ、開催する運びとなりました



詩碑３基のうち、１基は未だ行方不明のまま。
そういった状態の中でも、県内外を含む多くの人が女川第一小学校に集まりました。



須田会長からは「この様な境遇の時にこそ、高村光太郎さんの文学碑顕彰を通して生きる希望と勇気、人を信じ人を愛する心の支えと少しでもなることが出来ますれば望外の喜びと存じます」との挨拶。



その後、佐藤浩美さんの記念講演を始め、紀行文の朗読やギター演奏のアトラクションなど、例年どおりの盛りだくさんの内容となりました



女川は津波や地震に負けない
こんなに熱意のある人達が多く居るんだから、と感じた一日でした


東部地方振興事務所　K.K